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7SEEDSネタバレ感想!最終章1(フラワーズ5月号)

      2017/05/11


月刊flowers(2017年5月号)掲載、

田村由美先生の「7SEEDS」、

「最終章1【-暁闇から-】(あかときやみから)」のネタバレ感想です!


「7SEEDS」ネタバレ一覧はコチラから→

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ネタバレ

くるみと流星を探して、一人地下を彷徨いながら、要は過去を回想します。

要が産まれる以前から、要の祖父、父、叔父によって話し合われてきた「隕石の落ちる日」について。

何をしてどう備えるか。
どうすれば人は生き延びる事が出来るのか。

そして「誰を残す」か―。

世間は勿論、身内にすら話せない秘密の重圧に耐えきれず、全てが滅んでしまう未来を見たくないと、自ら命を断ってしまった要の父。

要は、まだ小学生にも見える程幼いながらも、「父の代わりをするので話し合いに参加させて欲しい」と訴えて話し合いに参加する事になります。

シェルター建設など、様々な計画が進む中、要が最も興味を惹かれたのが「7SEEDSプロジェクト」でした。

新生児室のような場所で、ベビーベッドで眠る産まれたばかりの安居や小瑠璃達を見つめる幼い要は、
(この子達が未来に行く子供達なんだ)
と胸を踊らせ、赤ちゃん安居を抱き上げます。

その安居達と、後に選ばれた数チームを「未来で生かす」―。

その為だけに自分は居た。
それが自分の人生の全てなのだと考えながら、くるみと流星に向かって声を掛け、必死に二人を探す要―。

一方その頃、産気づいたくるみは、陣痛の痛みに叫び声を上げ続けています。

陣痛の間隔が短くなり、下半身の着衣を脱いで横になったくるみですが、陣痛の痛みはとめどなく、これでいいのかもわからない。
もし何か問題があっても帝王切開も何もできない状況に、

(もし赤ちゃんが普通じゃなかったら―。死んでしまったらどうしよう!)
と、痛みと不安がピークに達したくるみはその場で絶叫してしまいます!

洞窟内に響き渡るくるみの叫び声―。

その声がやがてハルの耳に届きます!

小瑠璃達を静止し、ロボット越しに皆にも静かにするよう指示するハル。
するとそこへ再びくるみの叫び声が聞こえてきます!

ただ事では無いくるみの叫び声に慌てふためく各チームですが、くるみに陣痛が始まっている事に気づいた鷭は、ロボット越しにくるみに向かって状況を尋ねます。

鷭の声が聞こえた事に気づくくるみと、「誰も居ない」と辺りを見回す流星。
とそこへ、カタカタと音を立ててロボットが1台進んでいきますが、二人は気づきません。

ロボット越しに、練習通りの呼吸法をするよう指示する鷭ですが、「無理」だと歯を食いしばって陣痛に苦しむくるみ!

そこへ鷭は、

・その痛みは自然な事でおかしな事ではない
・何も悪い事は起こっておらず順調
・くるみの身体に産む準備が出来たから今そうなっている
・だから心配しないで、大丈夫!安心して!

と、何度も何度も「大丈夫」だと叫んでくるみを励まします。

鷭に励まされたくるみは「はい…」涙を溢れさせ、そんなくるみを流星がそっと抱きしめます。

鷭にこんな大声が出せるのかと感じ入る涼。

そこへ騒ぎを聞いていた藤子も、くるみに今の体勢を尋ね、「一人なら仰向けに寝るより、何かに掴まって膝立ちになった方がいい」とアドバイスを送ります。

藤子の提案に鷭も賛同し、息も絶え絶えになりながら、近くにある倒れた木に掴まって膝立ちになるくるみ。

「子供は重力で降りて来る!」
と叫ぶ藤子に

「ただし子供を落とさないようしっかり受け止めて!」
と言い添える鷭。

そこで流星が「自分がちゃんと受け止める!」とくるみの足の間に両手を構えますが、次の瞬間起こった破水に「なんか出たぁっ!」と一瞬で取り乱してしまいます!

苦しそうなくるみの叫び声を聞きながら、蘭は
「だからお産なんて(するべきじゃなかった)くるみが死んだら…」
と拳を握りしめて目に涙を浮かべますが、そんな蘭の拳を(大丈夫)とでも言いたげに無言で両手で包み込む牡丹―。

陣痛の間隔が全く無くなり、今度は子宮口が開いて出血が起こります。

「大丈夫、うまく行ってる!」
「貴方なら出来る。もう少しだ。いきんで!」

藤子と鷭の二人に励まされ続け、懸命に命を産み出そうとするくるみ!!

やがて流星の手の中に新しい命が産まれ落ちます!!

放心する流星と、無我夢中で着ていた服を脱いで赤ちゃんを包んで抱きしめるくるみ!!

しかし何かが口に詰まっているのか、なかなか泣き声を上げない赤ちゃんに、今度は流星が無我夢中で赤ちゃんの口に口をつけ、詰まっているものを吸い出します!!

「新(あらた)… 新…。」
この間流星と考えてた名前がふいに口をつき、何度も赤ちゃんに向かって呼びかけるくるみと、赤ちゃんの頭を撫でる流星。

次の瞬間、赤ちゃんは口から残っていた物を吐き出し、
「ふにゃあああ…」
と産声をあげます!!

新しい命が無事誕生した事を知り、歓喜の声を上げる各チームの面々!!

赤ちゃんを温めるように指示し、くるみに休むように語りかける鷭。

疲れ切っているくるみを支えながら、流星は「くるみは凄いよ」と泣き出してしまいます。

「よく“人は一人で産まれてきて一人で死んで行く”とか言うけど、産まれる時は必ずお母さんが一緒なんだよな。」
と涙を流す流星に、

「この子はお父さんも一緒だった。」
と笑うくるみ。

そこへ、「皆も一緒でしたよ。」と鷭の声が聞こえ、カタカタと音を立ててロボットが進んできます。

そこでようやく先程の声がこのロボットから聞こえていたのだと気づく二人!

くるみは横になって赤ちゃんにお乳をやりながら、先程咄嗟に読んだ名前、「新(あらた)」と名付けていいかと確認し、「勿論」だと答える流星。

赤ちゃんが女の子である事を流星が発表し、またしても歓喜に湧く他チームの面々。
流星は赤ちゃんを取り上げた自身の手の平を見つめて涙を浮かべます。

皆が口々に「おめでとう」と声をかけ続ける中、幸せそうに眠ってしまうくるみ。

蘭は一人だけ「ありがとう、くるみ」と声をかけると、
「この世界でやっと生きて行けそうな気がする…」
と涙を流します。

ここで、くるみがどこにいるのかと冷静に?なる苅田。

そこへハルが、声の響き方から二人は「天井の高いドーム状の広い空間で水が沢山ある、恐らく源流」に居るのではないかと分析し、水の流れを辿っていけばいいと苅田にアドバイスします。

要もまた、近くにあったロボットで出産の様子を聞いていましたが、赤ちゃんの産声がロボット越しでは無く、直接聞こえた事に気づき、二人の近くまで来ている事を確信します。

しかし要が歩みを進めると、そこにはアリの大群が蠢いていました!

アリが血液に群がり、油が好物である事に気づいた要は、早く誰かくるみと合流するようにとロボット越しに指示すると、自らアリの群れの中に突っ込んで行きます!

アリを数匹ナイフで両断して注意を引くと、敵の出現にザワザワし始めるアリの目の前で携帯していた油を頭から被り、
「さあ来い。油も血もあるぞ。」
と、アリを挑発する要!!

要はロボットを脇に抱えてその場から走り出します。

アリの注意を引きつけながら、ロボット越しに花に呼びかける要に、「外に出たら両親の事を聞きたい」と口にする花。

要は、「花」という名前の由来を両親から聞いているかと尋ね、その意味を語り始めます。

・結局一番強いものは「植物」で、未来であらゆる動物が居なくなっていても植物は繁っているはず。
・例え花を咲かす植物がなくても、必ず花を咲かせるように植物は進化する。
・「花」とは植物が工夫に工夫を重ねた最終勝利形態でその時点での完成形。
・たくましく、自分らしく、最善を尽くして生きて欲しい。
・ずぶとく、あきらめ悪く、自信を持って実を結んで欲しい。

そう貴士と美帆と3人で語りあった日の事を話した要は、「二人は花の為に生きた」のだと告げ、話はまたあとだと通信を切り、ロボットをそっと手放します。

次の瞬間、振り返った要の背後に押し寄せ、襲いかかってくるアリの大群!

要はナイフでアリに応戦しながら、心の中で

(シェルターはどうやら皆失敗したようです。
でも私が育てた子供達は、ここで生きて行きます。見てくれましたか?)

と祖父と叔父に語りかけます。

これは自分の手柄では無く、彼ら自身がそれぞれの力を伸ばし、互いに力を合わせてこれからを超えていく…。

そう考えて、赤ちゃん姿の安居達を思い出した要は、(くるみの子供を見たかった)と考えると、(くるみ、こんな所へ連れてきてすまなかった)と謝罪します。

時間も稼げ、くるみ達から場所も離せたと、要は逃げる事を止めてアリの大群と向き合い、

「来い!」
と叫びます!

要に向かって一斉に襲いかかって行くアリの大群!!

宙を見つめながら、

(―過去の遺物は 過去へ還ろう―)

と考える要―!!

次号に続きます!

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感想

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7SEEDSは回によって「●●にスポットが当たる回」ってありますが、今回は要にスポットが当たった回でした。

何巻かは忘れちゃいましたが、要にはあんまり感情が無い的な事が書かれていたような…。

それ故か、目の前で●吊りしている父を見ても要は表情を変えず、さらには無表情のまま父の代わりをしたいと申し出ます。

そんな要ですが、7SEEDSプロジェクトとして、後の夏Aとなる赤ちゃん達に会いに行った時は、希望に満ちあふれているような興奮しているような表情を浮かべます。

赤ちゃん安居を抱っこする要…。

要は昔から安居には特別目を掛けている風でしたが、こんな赤ちゃん時代から安居達を見ていたんですね…。

このまま要の想いが安居に伝わらないのかもしれないと考えると、胸がキューッと締め付けられる想いです…。
(安居は要に失望?したままなので…)

そうして、場面は産気づいてしまったくるみ達に変わります。

あー… くるみと流星がずっと出てこないと思ったら、このタイミング(最後)で出してくる為だったんだなーと今気づきました。

くるみが上げる叫び声がハルの耳に届き、ロボット越しにようやく皆と繋がる事が出来たくるみと流星。

鷭と藤子の連携アドバイスで、ようやくこの世界に産み出される新しい命!!

(「オレが!受け止める!!」とか言った瞬間に破水されて「なんか出たぁっ!!」ってパニックになる流星に思わず笑ってしまいましたがww)

出産シーンは本当に感動して涙してしまいました…。

無我夢中で我が子を抱きしめるくるみに「母」としての美しさを見た…。

「産まれる時は必ず母が一緒なんだ」という流星の言葉にも「そうだなー…」なんてジーンと…。

そうして、ずっとくるみの出産、引いてはこの世界に否定的だった蘭が、くるみの出産によってこの世界で生きて行く事に希望を見出します。

今回でようやく蘭に救いが訪れました。
(これで皆救われたでしょうか?後は涼が心を開いてくれればw)

くるみの出産が無事に済んで沸き立つ人々!
やれ良かったね、目出度いね!となるかと思うとそうは問屋がおろさず…。

ここに来てまたアリが登場です…!!

無防備状態のくるみと赤ちゃんを守る為、自ら囮になってアリを引きつける要!!

嫌だー嫌だー!!!要死んじゃ嫌だーっ!!(泣)

ちゃんと花に会って欲しい!!夏Aと、安居ともちゃんと話し会って欲しいよぉぉ!!

…でも無理なんでしょうね…。

「花」という名前の由来だけは伝え、その後ロボットを手放したという事は、もう皆と連絡は取らない、生きて会うつもりは無いんだと思います…。

(じいさま、叔父上、見てくれましたか?)って完全にこれフラグ!!

ラスト、覚悟を決めたかのように正面切ってアリと向き合う要!!

ナイフで切りまくる要に無数のアリが襲いかかり、遠い目をする要の
(過去の遺物は…)のモノローグと共に画面が白くフェードアウトしていきます…。

もうこの要のシーンも涙無くしては見れませんでした…。

嫌だーっ!!要さん死なないで!!

荒巻さんのように「死んだかもー」と見せかけて?生きてるよー!!という展開を切実に期待します!!!

が…(過去の遺物は過去へ還ろう)のモノローグ的に…やっぱり要の助かる可能性は低そうでしょうか…。
どうかせめて誰かは要の最後に立ち会って欲しい!!一人で散らないで欲しいと思います…。

お話が佳境に入っている事はひしひしと感じていましたが、今回とうとうサブタイトルが「最終章」となりました。

そしてFlowers巻末に掲載の予告…。

7SEEDS、とうとうあと2回で完結です!!

非常にショックでしたが、いつか終わりは訪れるもの…。

次号、「月刊flowers 5月号」は4月28日(金)頃発売予定です!!

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