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7SEEDSネタバレ感想!空の章10(フラワーズ2月号)

      2017/01/28


月刊flowers(2017年2月号)掲載、
田村由美先生の「7SEEDS」、「空の章10【-本質-】」のネタバレ感想です!


「7SEEDS」ネタバレ一覧はコチラから→

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蝉丸によって注水ボタンが押され、方舟が設置されている空間に、大量の水が滝のように流れ込み始めます!

方舟内のモニターには方舟の外が映っており、方舟の周りに水がどれだけ満ちたか確認出来る計器もあります。

本当に注水によって方舟は浮き上がり、空間の天井が開いて海上に出れるのかと、またしても不安に駆られる花ですが、『考えても遅い』と気持ちを切り替えると、注水が開始された事を嵐に伝え、嵐一行の様子を尋ねます。

花の問いに、煙が少し漂っているが心配しないようにと答える嵐。

嵐一行の居る場所には警報音が鳴り響き、
『火災が発生した為、速やかに地上に避難をするように』という音声案内が流れます。

嵐の前方には煙が来ている方向の横スライドのドアを閉めようと、必死の新巻の姿が見えます。

錆びているのか、いくら引っ張ってもギシギシと音を立てるだけで動かない扉を前に、皆に先に行くよう告げる新巻でしたが、

「なんでよ。」
と新巻の言葉に異を唱えたあゆが新巻と共に取っ手を引っ張ると、扉はあっけなく閉まります。

「2人でやった方が早い。どうして先に行けとか言うの。」

あゆに返す言葉が無く赤面してしまう新巻でしたが、次の瞬間、閉めたはずの扉が再びガタガタと開いてきてしまいます。

何かで押さえられないかと口に出して思案する新巻に、「これはどう」と理可子の部屋から持ち出した毛糸玉状の蜘蛛の糸をリュックから出して見せるあゆ。
32巻収録「山の章28」

扉の取っ手と、近くにあった取っ手状のもの(別のドアの取っ手?)をクモの糸で縛って扉が開かないよう固定し、その場を離れた一向は階段に出ます。

上に上がるか下に降りるか迷う一向。
そこへ、再び『速やかに近くのエレベーターで避難をするように』という音声案内が聞こえ、

その音声に何かを思いついた角又は、ひばりと朔也に、理可子のノートに記されていた「ケーブルカー」について見た覚えが無いかと尋ねます。

「図面の東の端にあったものではないか。」
と朔也が答えると、施設の全体図をモニターで見ているひばりがそれを肯定し、

この施設の外、地上から地下への距離が一番短い所を掘ってケーブルカーの線路が作られている事を説明します。

新巻はケーブルカーが今も動くかどうかを心配しますが、それに対して、
「ケーブルカーが動く必要は無く、地上まで一直線に続く線路を登れたら地上に出られるのでは無いか。」
と考えを語る角又。

東の端なら火災からも一番遠く安全であるものの、現在地からそこへ向かうまでの道のりは複雑で、ひばりには上手く説明できません。

そこへ朔也が、

「この施設はブロック毎に作られていて、横に繋ぐ道は少ない。
大柱郡の広いコンコースを突っ切って東の端まで行くのがいいと思う。」

と提案しますが、朔也には一行の現在地が不明の為、やはりケーブルカーの線路への道順が説明できず、道順の事で言い合いになるあゆとひばり。

そこへハルが、
「何か音を出せないか」
とひばりに提案します。

「モニタールームから何の音をどう出せというの。」
と文句を言うひばりでしたが、次の瞬間、モニター上に電話マークが表示されている事に気づきます。

ひばりがマークをタッチすると、ハル達一行の居る場所とは離れた部屋で電話が鳴ります。

微かに聞こえる電話の音に辺りを見回したハルは、格子がはめられた、屈めば通り抜けられそうな大きさの通風口のような所から音が聞こえる事を指摘します。

ハルの言葉を聞いた新巻は、
「自分が先に行って安全を確認するので合図したら続いて。」
と告げると、格子を外して狭い通風口に入っていきます。

またしても自分だけ先に立って危険に飛び込んで行く新巻に、ムッとした表情を浮かべるあゆ。

新巻が出口の格子を外し、通風口で繋がっていた部屋を確認すると、そこではひばりが鳴らした電話が鳴っていました。

新巻の合図で全員が通風口を通って部屋に降り立つと、
「次の目的地の電話を鳴らして!」
とひばりに向かって叫んだハルは、また別ポイントから微かに聞こえる電話の音を頼りに、先頭を走ります!

ハルを追いかけながら、火元に近いモニタールームのひばりにも「煙が来ないか気をつけるよう」にと告げる角又に、「大丈夫」だと返すひばりでしたが、ひばりの背後には通風口が…。

場面は戻り、電話の音を頼りに通路を走るハル達一行。

先頭を走るハルに、
「危ないから自分が先に行く」
と声を掛ける新巻でしたが「大丈夫」と返すハル。

しかし通路から一歩踏み出した先の階段が途中で途切れており、それまでの走ってきた勢いで前のめりになってしまったハルを、ジャンプした新巻が片手で抱きかかえ、同じように途切れた二段程の階段に着地します。

新巻の見事な反応に感嘆して口笛を吹いてしまう角又!

角又は自分の荷物の中から自作のミニサイズの弓を取り出すと、あゆから手渡されたクモの糸を弓に張って矢に巻きつけ、天井近くを通っているパイプに向けてその矢を放ちます。

パイプの上を通ったクモの糸付きの矢は新巻達の元に届き、パイプに引っ掛けられたクモの糸をターザン(振り子?)のように使い、無事に途切れた階段から地面へと着地した新巻とハル。

同じようにクモの糸を使い、全員が途切れた階段を渡ります。

先日までとは違い、いきいきとして先頭に立つ新巻の様子に、そっと笑みを浮かべる嵐。


一方その頃、涼の花に対する言葉にショックを受けたまつりは、

・いくら涼が花を嫌っていても傷つけるのがわかっていてそういう事を言うのは良くない
・こんな明日の生死もしれずに必死な時に痛めつけるなんて

と涼に苦言を呈しますが、

「もちろん傷つけるつもりで言ってる、悪いか。こういう状況だからこそより効果的だ。」
と悪びれもしない涼。

冷酷な涼の言葉に、「それは相手だけじゃなく涼自身も傷つける」と必死に涼に訴えるまつりですが、涼は

「なんだお前、偉そうに。オレに指図するつもりか。」
と怒りを露にします。

涼を怒らせてしまった事にすくみ上がりながらも、なおも「そうじゃない」と訴えたまつりは、

・「ざまぁみろ」なんて人を嘲っている姿は横から見てたらかっこ悪い
・涼は頭がいいしなんでも出来るし、本当は優しい
・人の上に立って皆を引っ張っていける人なのに、大事な事がわかっていないのはダメだと思う

と勇気を振り絞ってそう言い切ります!

しかしまつりの一言一言にどんどん怒りを募らせていった涼は、かつて見た事も無い程激怒し、

「ふざけるなよ。お前の思う通りで無いと気に入らないってわけか。バカにするなよまつり。」
と凄むと、否定しようとするまつりに

「もういい、うるさい。」
と吐き捨てると、まつりを置いて歩き出してしまいます。

涼がここまで怒りを顕にする事が珍しく、驚嘆して固まっている安居を見てさらに怒りを募らせた涼は、安居の頭をゲンコツで殴ります。

一人その場に取り残され、
「うっうっ…」
と遂に泣き出してしまったまつり…。

(言わない方が良かった?そりゃそうだよね。怒ったよね。凄い怖い顔… もう嫌われたよ…。)
と考えるまつりですが、

「でも昔みたいに、とりあえず誰ともモメないようになんでもハイハイ言うのは嫌!」
今はナッちゃんとちゃんと話しが出来てる!もうああいうのは嫌!!」

と叫ぶと、「うえええええ!!」と大声で泣き出してしまいます。

まつりの叫びを聞いていたナツの目にもみるみる涙が浮かび、
「まつりちゃん!泣かないで!」
と泣き出してしまいます。

二人のやりとりを聞いていた花も、
「そうだよね。ちゃんと深く話をしないと、本当に信頼出来る関係にはなれないんだよね。」
と同意すると、目に涙を滲ませます。

声を上げて泣くナツ(とまつり)と、静かに涙する花…。
涙する女子達を前に、蝉丸は
「なんなんだよてめーらはよ!」
と頭を抱えてしまいます。

場面は嵐達の元へ。

ロボット越しに聞こえる女子達の嘆きを心配する嵐を余所に、「青春やわ」と笑みを浮かべる角又。

そうして嵐達一行は大柱郡が立ち並ぶコンコースへと到着します。

先程通った時とは打って変わり、排煙しようと強風が吹き荒び、地面は穴だらけで水が溜まっている暗いコンコース内で、再び「僕の歩いた跡を歩いて」と告げて先頭に立つ新巻。

一行の上部には、恐らく地上まで繋がっているであろう、安居達が一つだけ閉めなかった縦坑(たてあな)が口を開けており、凄まじい勢いでその縦坑に向かって空気が吸い込まれています。

その真下に立ち、風を読んでいるだけではなく、何かを考えている風な小瑠璃。

そのまま歩みを進める一行ですが、少し進んだ先は崩れた瓦礫が積み重なり、壁のようになって行く手を遮っていました。

そこでジャンプをして壁に飛び付いてよじ登った新巻は、
「大丈夫、行けます。クモの糸を下さい。」
と、障害物の上からあゆに手を差し出します。

元気になっていきいきとする新巻を見て「良かった」と口にする嵐でしたが、角又は嵐が思っている事は「ちょっと違うかもしれない」と前置きすると、新巻について語り始めます。

新巻は幼少の頃からすぐに野球の才能が開花し、甲子園を目指すなどの明確な目標に向かって尋常では無い努力を続け、それをこつこつ完璧にクリアしてきた人。

しかしその目標がこの世界に来て無くなってしまった。

新巻のような人間は「ただ生きる事」は目標にならず、野球のように「敵・対戦相手」が必要で、困難な状況をクリアする事が喜びである。

角又の言葉に、水中に没しようとする花を助ける為に、足場の無い壁に取り付けられたバルブに飛び付いた新巻の姿(33巻収録「空の章4」)を回想した嵐は、

新巻は花を助ける形で死ねるのが嬉しいのか思っていたがそうでは無く、「障害」に出会う事が嬉しかった、花を助けて死ぬ事すら「目標」だったのかとショックを受けます。

「見てみい、さっきからずっと楽しそうやろ。」
と語った角又は、新巻に向かって

「あんたは自分で自分のことがわかってない。あんたは守護者(ガーディアン)と違って狂戦士(バーサーカー)や!」
と叫びますが、イマイチ「狂戦士」の意味がわからない様子の新巻。

だから花も嵐も心配する必要は無い。新巻はそんなに弱く無い。
角又の言葉を聞きながら、新巻をじっと見つめる嵐。

視線の先では、クモの糸を使って必死に壁を登るハルに、足をかける場所を指示している
新巻の姿が。

「大丈夫!皆を連れてここを出るから!」
とそう皆に向かって声を掛けまる新巻ですが、

「いちいち恩着せがましいのよ。皆で協力して一緒に出ましょう。」
とまたしてもあゆに突っ込まれ、再び赤面してしまう事に。

クモの糸を引っ張り、ハル、嵐、角又を順に上に引き上げる新巻の胸には、
『野球をする事と生きる事は同じ。いつでもお前が戦う場所が、そこが甲子園だ。』
という吹雪の言葉が響きます。

全員が障害物を乗り越え、息をついた新巻は、「目標を達成した」と言わんばかりに、強い瞳でじっと空を見据えます。

新巻の様子を見つめていた嵐は、新巻について指摘した角又をも「貴方も凄い人だ」と讃えます。

一方その頃、方舟の方は注水が進み、方舟の外に繋がれているペルセウスの所まで水が満ちてきていました。

(大丈夫。壊れても直してくれるから。)
そう考えたペルは、

『じゃあまたね。』
と最後に発すると、とうとう水中に没してしまいます。

ペルセウスが水に沈んで行く様をじっと見つめ続けるナツに、あれはただのお掃除ロボットだと慰めの言葉をかける蝉丸ですが、

「でももう誰も直してくれない。」
と目に涙を浮かべるナツ。

ナツに影響されたのか?結局蝉丸も涙を浮かべ、

「泣くこたあねえ!」
とナツを後ろから抱きしめます!

そこへ次の瞬間、グラッと大きく方舟が揺れ、方舟がとうとう水中に浮かび上がります!

いよいよ脱出出来ると興奮する蝉丸ですが、方舟の外からは「ゴンゴンッ」と何かにぶつかるような異音が!!

「…天井が開かない?」
焦る蝉丸!

次号に続きます!

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感想

いつもネタバレを書ききるだけで気力が尽きる…けど後ほどまとめて記載予定!


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