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5→9(5時から9時まで)原作漫画ネタバレ感想(1巻第1話)

      2016/07/13


小学館「Cheese!」で連載中の相原実貴先生の
「5時から9時まで(5→9)」1巻に収録の第1話、

「episode.1 Reality Bites(現実は厳しい)」のネタバレ感想です!


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(どうしよう。こんな事してる間に、あと1週間で27歳になっちゃう!)

現状に焦りを感じる桜庭潤子(さくらばじゅんこ)、26歳・彼氏ナシ。

生徒達からは「キツくて怖いが、指導を受けると力が上がる」と評判の英会話講師で、
勤務は基本ほぼ毎日、5時から9時まで。

所属する英会話スクール「ELA(English Language Academy)」の日本人講師の中でトップクラスを自負する英語力を活かし、30歳までに海外に渡って生活する事を夢見ています。

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グループレッスンを終え、次の新規個人レッスンの為、個室のドアを開けた潤子を満面の笑みで待っていたのは法衣姿の僧侶、星川 高嶺(ほしかわたかね)でした。

見合いで一度会っただけ、しかも断りの意思も伝えたにも関わらず、わざわざ勤務先まで自分を訪ね、
「こうして教わりに来てあげるから、海外で働くなどといつまでも夢を見るのはやめろ。」
などと上から目線で語ってくる高嶺に腹を立てた潤子。

「海外生活は“夢”ではなく“目標”なので、寺の嫁になんかなってる場合じゃない!だいたい見合いで初めて会っただけの自分に何故拘るのか。」
と言い返しますが、高嶺は
「尊敬する住職が決めたご縁で、これもまた修行のうち。どうぞ今後ともよろしく。」
と全く動じる事が無く、強引でマイペースな高嶺に話が通じず、唖然とする潤子。

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「あのお坊さんジュンコ先生の彼だったんですか?」
と興奮した様子のスクールの受付の毛利まさこ。(もうりまさこ:通称ゼクシィ)と、

「いいじゃない生坊主~!見たかったなぁ。
(坊主と言えば修行。男ばっかりで山寺ごもり!男ばっかり!)
オッケー!良き萌え設定!!」
と、坊主同士が抱き合う妄想を繰り広げ、サムズアップする同僚の山渕百絵(やまぶちももえ)。

仕事帰りのカフェで、話しこむ3人。
百絵そっちのけで、ゼクシィは高嶺の寺の大きさや土地の場所などを潤子を質問攻めにします。

「お寺のお嫁さんなら専業主婦決定!しかもお金持ち!
ガーデンチャペルでの挙式・パーティに、婚約指輪と結婚指輪はブランド物!
ハネムーンはハワイの高級ホテルで、挙式まではエステとお料理教室に通わせて貰って!!」

と、自身がスクール内で「ゼクシィまさこ」と呼ばれる所以となっている“結婚情報誌的ドリーム”を語り続けます。

「まだ結婚とかしてる場合じゃないし!」
と、なんとかストップをかけた潤子でしたが、

「まだ!?先生もうすぐ誕生日でしょ?もう27ですよ!?そんなこと言ってたら気がつけば35とか40ですよ。せめて彼氏位はいないと。」
と追い討ちをかけられ、「彼無し」という現実が重くのしかかります。

「ジュンコ先生はいざとなったら三嶋さんがいるからそんな悠長な事言ってられるんですよ。ずるーい!!
三嶋さんはエリート商社マンだから海外行くかもしれないし、超カッコよくて羨ましい!」
と同級生である三嶋の話を振られ、

「三嶋は友達!あいつとラブなんて無いから!!」
と否定はしたものの、

(…多分、ね。)
と考えてしまう潤子。

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潤子から見合い話を聞いて「お前が寺の嫁なんてありえない!」と笑い飛ばす、同級生の三嶋聡(みしまさとし)。
三嶋とは大学のサークル時代からのクサレ縁で、定期的にこうしてバーで飲みあう関係です。

潤子の方は、(三嶋の方から何か少しでもアプローチがあれば…考えてやらない事はない)と、ほのかに期待はしているものの、なかなか「気楽な友人」以上の進展がない状態。

そんな三嶋から、来週に迎える誕生日について、
「お前の為に空けといてやるか」と告げられて、思わせぶりな態度に動揺する潤子。

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翌日の夕方、前日の三嶋の言葉に動揺したままスクールに出勤した潤子に、既に高嶺が来訪している事を告げるゼクシィ。

高嶺とのレッスンが始まり、英語で会話が進められるやいなや、今まで気づかなかった高嶺の美声に思わず聞きほれてしまう潤子。
しかもスクールトップの実力の潤子との会話にも平気でついてくる高嶺に、思わずレッスンを中断し、「英語の経験があるのか」と尋ねてしまいます。
「ちょっと偏差値低めの仏教系の大学出だろう」と高をくくっていた潤子に対して、

「東京大学の文学部でインド哲学を学んだ」
と答えた高嶺は、見合いの釣り書きに記載の潤子の出身大学の話を持ち出し、
「思ったより上智の英語って普通レベルなんですねえ。」
とバカにしたような態度を取ります。

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スタッフルームで、高嶺の態度を思い出してキレる潤子に、
高嶺が「月水金の個人レッスンを希望」している事を話すゼクシィ。

「金曜」という単語に思わず反応してしまい、ゼクシィの追及をごまかしきれず、三嶋が一人バースデーに付き合ってくれる事を白状させられ、「別にどーしてもって訳じゃない…。」と言い訳をする潤子。

そこへ、「じゃあ自分と金曜日つきあわないか?」
と、背後から声をかけたのは、スクールのアイドルでファンクラブまであると噂の金髪碧眼のイケメン外国人教師のアーサー・ラング。

「クラシックのチケットが2枚あるので一緒にどうか?」
と人気者のアーサーに誘われ、驚きのあまり声も出ない潤子。

その後も、ゼクシィから潤子の誕生日を聞いたという、
勉強熱心で潤子を慕う美少女高校生、里中由希(さとなかゆき)にもパーティーに誘われ、
由希とつきあっていると思っていたイケメン高校生、蜂屋蓮司(はちやれんじ)からも「そのパーティーから抜け出して二人でどっか行こう。」と耳元で囁かれ…と、立て続けに金曜日に誘われてしまいます。

(社会人になってからの彼氏ナシの枯れっぷりを吹っ飛ばすごとくのモテ期が来た)
と、信じられない状況にその場に立ち尽くす潤子。

そこへ、潤子が誘われるのを見ていた高嶺が背後から声を掛けます。

「若い高校生にちやほやされて、いい年をして誕生日パーティなどと…大人気ない」
といつにも増して嫌味な高嶺につい対抗して、
「元々予定があったので、明日のレッスンは担当できない。
別に誕生日なんてどうでもいいけど…一応祝ってくれる人がいるので。」
と宣言する潤子。

驚いた表情の高嶺を見て
(どうだザマミロ!一人身の寂しい26歳と思ってなめんなよ!)
と心の中で毒づきます。

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潤子の誕生日プレゼントを探してアクセサリー売り場を訪れた三嶋。
店員から指輪を進められ、

(彼女でもないのに流石に指輪はねーだろ。
でも、もし万が一、桜庭が彼女になりたいって言ってきたら考えてやらない事もないけど。)

と考えている所に偶然通りかかったゼクシィが声を掛けます。

「飲み会無くなってもジュンコ先生にプレゼントまであげるなんて優しいですね。」
と聞かされて驚く三嶋に、

「スクール美形ナンバー1のアーサーから誘われていた」事、
「最近入ったお坊さんの生徒も潤子に執心である」事を語り、
「ジュンコ先生どうするんでしょうね?」と意味ありげに見つめるゼクシィ。

「お坊さん=潤子のお見合い相手」と思い至った三嶋は、高嶺が今日もスクールに来るのかと尋ねます。

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その頃スクールでは―。
レッスンを終え、個室を出ようとする潤子を引き止め、

「いい大人なんだから、明日はプライベートより仕事を取るべきだ。」
と説教する高嶺に、「貴方に関係ない」と言い返す潤子。

そこに、三嶋とゼクシィが現れます。

「どうして三嶋がここに…。(しかもなんでゼクシィと)」
と驚く潤子に
「近くまで来たから見学に来た」
と誤魔化す三嶋でしたが、ショボいおっさんだとばかり思っていた高嶺が若くてなかなかのイケメンで、自分より背も高い事に苛立ちを覚え、

「毛利さんから聞いたけど、明日の誕生日他の予定入ったんならつきあわなくていいよな。オレ他の予定入れちゃってもいい?」
と腹立ち紛れに口にしてしまいます。

それを聞いてショックを受ける潤子でしたが、
そこへすかさず「じゃああたしと飲み行きませんか?」
と三嶋にアピールするゼクシィ。

潤子の方を振り返り、
「ジュンコ先生、あたし明日代わりに飲み行っちゃってもいいですよねぇ?」
と確認してくるゼクシィと、引くに引けず、バツが悪そうに潤子を見る三嶋。

潤子は思わず
「もちろん!なんであたしに聞くの?ねえ三嶋」
と答えてしまいます。

去って行く2人を見送ったまま唇を噛む潤子。

別に誕生日なんかいい年して特別でもなんでもないし、一人で全然平気。
だけどよりによって高嶺の前で言わなくても!

目の前で誕生日の約束をキャンセルされるという、自分の格好の悪さに居たたまれずに目をギュッと瞑る潤子でしたが、高嶺に腕を引かれ、スクールを出て街へと連れ出されます。

「自分が戻るまでここにいろ。」
と、オ-プンカフェの席に潤子を座らせ、駆け出して行く高嶺。

三嶋の事でショックを受けてしまい、
(バカみたい。何やってんだろ。本当は一刻も早く一人になりたいのに、何であんな奴大人しく待ってんだろ。)
と考えながらもその場から動けない潤子。

ふと腕時計を確認すると、時刻は23:15を指しています。

(てか、どんだけ待たせんのよ)
と、振り返った潤子の眼前に差し出されたのは薔薇の花束でした。

「お誕生日おめでとうございます、潤子さん。」

驚く潤子の目に映ったのは、両手一杯の薔薇の花束を抱え、さっきまでの法衣姿からVネックのカットソーにジャケット姿に着替えた高嶺の姿でした。

「本当はあと1時間弱位早いのはわかっているが…ほかの誰より先に私から言いたくなった。
それに折角だから花と、しかし花と僧衣では似合わないので服を買っていたらすっかり待たせてしまって申し訳なかった。」
跪ずく高嶺にときめいてしまった潤子。

(このいい声で、いつもみたいな嫌な事言い出す前に塞いじゃえ)
と、高嶺の顔を引き寄せてキスをします。

唇を離して見詰め合う二人。

イキナリの潤子の行動が信じられず、驚いて顔を赤らめる高嶺を
「行こう。泊まるとこ。」
と誘い、手を引いて歩き出す潤子。

「こういう所ではなく、もう少しきちんとした所へ…」
と語り続ける高嶺の口を再びキスで塞ぐ潤子と、そのまま流されてしまう高嶺。

(余計なこと言わなくていいから、
その声でまたさっきみたいに優しい事言って)

(また誕生日おめでとうって言って)

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一夜を過ごした二人。

目を覚まし、慌てて隣を確認する高嶺。

隣には潤子の姿は既に無く、枕の上には花束のお礼と、「二度目はもう絶対ない」と別れを告げる
潤子からの置手紙が。
それを読んで顎に手を当て、複雑な心境の高嶺。

一方その頃、ビルの合間から覗く朝日に伸びをして
「…よしっ!」と呟く潤子。

(27歳女子は強いのだ!)

きのう(26歳)までより少しキレイに感じる空を眺め、どこかスッキリとした表情で歩き出します!

第2話に続く!

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<感想>
気が強くてバリバリのキャリアウーマンの潤子に、人の話しを聞かないマイペース&超強引なお坊さんの高嶺。

超絶うっとおしいお邪魔キャラのゼクシィに、いつまでも煮え切らない態度の同級生の三嶋…と、なんだか初回からイライラモヤモヤしっぱなしの「5時から9時まで」第1話でした。

ラスト、あっという間に潤子が高嶺を誘ったと思ったらあっさりサヨナラ。

「な…なんなんだこの展開の速さはー!?
普通結ばれるのはもう少し後でしょー!?」
と最初頭を抱えてしまいましたがw

雑誌の掲載暦を見てみると、
第1話の掲載は2009年9月号で、第2話は半年後の2010年3月号掲載。
以後は継続して連載の模様。

どうやらこの「5時から9時まで」という作品、当初は読みきりだった線が濃厚です。
それゆえの展開の速さだったんですね。納得です。

「明日からも私は強く生きるわ!」的に上手く〆たハズが~!
連載化決定!!

と勝手に妄想してますがw 真実はどうなんでしょうか…?

このまま高嶺とくっついてしまうのか?
三嶋…はあきらかに当て馬キャラそうですがw

今後の展開が気になります!

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