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「テンペスト」ネタバレ感想!第27話(ITAN28号)

      2016/10/16

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ITAN(No.28)掲載、阿仁谷ユイジ先生の「テンペスト」、
「第27話」のネタバレ感想です!


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(「あなたの私」になりたかった…。)

回想される学生の頃の姫の記憶-。

「擬態化ナノマシンとわたしたちの未来」という研究結果で、「福祉科学省 社会貢献部門」の表彰を受ける皇(コウ)。

名前を呼ばれ、表彰状を受け取る皇。
自慢げに後ろを振り返ると、拍手する生徒達に混じって、興奮した様子の姫(ヒメ)が目に入り、表彰状を見せびらかします。

表彰が終わり、皇のスピーチが始まります。

「あ~ん、皇様さすが!」
「卒業後は飛び級して遺伝学課の特待研究生になるんですって!」
「皇様かっこいい~!」

キャーキャーと騒ぐ女子達をよそに、立食形式のカウンターから、お皿に取った山盛りの料理を食べ始める姫。

先程まで皇について騒いでいた女子達は姫を振り返り、
「安斎さんがうらやましい!」
と声をかけてきます。

いきなりの事にワケがわからず、持っていた料理を
「??た…食べる?」
と差し出す姫に、女子達は、

「そっちじゃなくて!皇様のご寵愛を一人占めしてるのが羨ましい!」
「こんなお莫迦さんのどこが良いんだか。」
「今からすでにたのしみでしょう?」
と口々に語りますが、意味がわからない姫。

「子供よ子供!皇の<種子>貰えるんでしょう?」
と言われて動揺して蒼白になる姫。

「髪や瞳の色はどちらに似るのかしら。」
「皇に似ればとても聡明でしかも美しい!」
「私たちも欲しい!皇の優秀な<種子>さえあれば完璧な子供が産めそう!」
と語る女子達の話を聞いて、料理を持った姫の手が震えだします。

そこに、「あげないわよ」という声が聞こえると、女子達は「皇!」と声を上げ、立ち尽くす姫を押しのけて皇に群がります。

「素敵なスピーチだったわ」と掛けられた声に、
「よく言うわ」とあきれた様子の皇。

「<種子>の優劣はヒトが勝手に決めた優劣とは無関係!そういう内容だったのよ?今あなた達が言ってた事はま・ぎゃ・く!
私の<種子>はお莫迦さんになんて絶対にあげない!」

と宣言する皇に固まってしまう女子達。

「皇!!またそんな言い方して!」
と皇をたしなめ、女子達に「ごめんねっ ねっ」と謝る姫でしたが、
そんな姫に皇は怒りをあらわにします。

皇の屋敷にて

「どうして私が叱られなきゃいけなかったの!」
ティーセットを用意しながらプリプリと怒る皇。

「だって皆は本当に皇に憧れてるのにあんな風に無下にしたら…」
諭す姫に
「私と皆とどっちが大事なの!!」
と怒りがヒートアップする皇。

「皇に決まってる。」
「嘘よ!」
「皇が大事だから、皆に悪く思って欲しくないんだ。」
「私は!!姫を莫迦にする人の好意なんて!!要らないわ!!」
怒りが最高潮になった皇に返す言葉が無く、お茶を淹れる姫でしたが、

「姫も姫よ!!」
と怒りの矛先が姫に向いてしまいます。

「“皇も皇の<種子>も私だけのものだ!”…位言い返しなさいよ!」
と言ったきり赤面してしまう皇に無言の姫。

(それが叶うのなら)

そう考えてうつむいた後、
「私は…ただ…皇だけが認めてくれればそれで良いんだ。」
と語る姫の顔を覗き込み、手を握りしめる皇。

姫の腕に手を回し、
「…言われてみればそうね。姫のかわいいところは私がひとり占めしちゃおう。」
と語りながら、姫の肩に頭を乗せます。

どきどきと胸をときめかせる姫と赤面する皇。

皇は姫の口にマシュマロを押し込んだ後、
「…私、大人になったら姫を抱くわ!」
と宣言し、姫がくわえたままのマシュマロを齧り取ります。

赤面しあう二人。

顔を覆って照れる皇を横目でちらっと見つめ、

(望む位ならいいのかな…。たとえ叶わなくても)
と考える姫。

「か、覚悟してなさい。いいこと?私の姫。」
赤面しながらそう告げる皇に、真っ赤になる姫。

(望んでも良いのなら私だって)
(私だって「あなたの私」になりたい)

幸せな回想は終わり、
次に思い出されるのは風が強かったあの日―。

桜の舞い散る中、目の前に残されたのは、姫の前から逃げ去った皇が残したヒールの折れた靴だけ。

大粒の涙を流す姫。

(ずっと思い続けてきた。)

(拒絶されない身体になれますように…)

現在の二人は―

今までの過去を思い出しながら、皇を見つめ、ベッドに腰掛ける姫。

「身体は平気?」
と尋ねる姫に、赤面してただ頷く事しか出来ない皇。

「…良かった」
とほっとした姫は、皇が左手首に巻いたキラル(姫が皇に渡した両親の形見のネックレス)を見つめ、

「じゃあ始めようか」
と皇に手を伸ばします。

姫は皇が抱きかかえていたクッションを奪って投げ捨て、皇を優しく押し倒した後、羽織っていたマントの止め具を外します。

覆いかぶさった姫の漏らす息に反応してぎゅっと目を瞑り、涙を浮かべる皇でしたが、次の瞬間、耳元に

「<看守>さま(ジェイラー)の監視の目が届かない所を教えて欲しい」
とささやく姫の声が聞こえ、

「な!」と叫んだ所で
「シ!静かに!」
と姫に手で口を覆われてしまいます。

「…ないと思うわ」
と小声で答えた皇に
「ありがとう」
と告げて布団ごと覆いかぶさる姫!

「きゃーっ!!?きゃーっ!!」
じたばた騒ぐ2人の様子を監視カメラで見つめる看守(ジェイラー)。

「あらやだ!やーん!激しい!」
と悶えた後、
「お姫様ってば以外なとこあるのね?キリエちゃん知ってた?」

とキリエに話しかけるジェイラーでしたが、カメラに背を向けたまま
「…悪趣味だぞ」
と呟くキリエ。

「…痛いよ」
布団の中、皇に引っかかれて傷だらけになった姫は、

「…安心して?何もしないよ。用があるのは“これ”だから。」
と語り、皇の左腕に巻きつけられているキラルを舌で舐め始めます。

「な…なにして…」
と動揺する皇に、

「ああ、私のDNAを…」
と姫が答えようとした時、輝きだしたキラルから、両親の研究結果であろう様々な映像が飛び出します。

「…これは…?」
と尋ねる皇に、

「両親からの<遺産>。…多分、私の<種子>で子供達を救う方法―。」
と語る姫。

映像は次第に消えて行き、光も消えて行きます。

「…皇。これの事はまだ秘密にしておいて。両親がこれを隠していた理由をまず知りたい。」
と語る姫に、

「…ええ、協力するわ。」
と答えた皇でしたが、

すぐにキッと姫を睨みつけ、
「勘違いしないで!お前の為じゃないわよ。未来の…子供達の為よ。だから決してお前の事を許したわけじゃないから」
と続けます。

自嘲気味な笑みを浮かべ、
「かまわないってば…それでも―」
と答えながら皇の髪を撫でる姫。

その瞬間、
『私の子供を産んで下さい』
という過去に姫が発した言葉を思い出し、同時にバッと離れる二人。

照れながら「皇」と名前を呼ぶ姫と
「な、なによ」と髪の毛を整える皇。

背中を見つめて喉を鳴らし、手を伸ばしたものの、途中で手を引っ込めてしまう姫。

「『きみの望む私』になれなくて…ごめんなさい。」
と皇に謝ります。

「今更どうでも良いわ」
と言いながら振り向こうとする皇を

「振り向かないで!」
と制止する姫。

姫が震えながら
「もう一度目が合ってしまったらがまんできなくなるから…」
と告げると、

「なっ ばかなこと言わないで頂戴!!」
と焦る皇。

「…うん。ご、ごめん…。」

しばらくの沈黙の後、語り出す皇。

「あなたのためじゃないって」
「うん…」

「それはわかってるんでしょう?」
「…うん」

目をぎゅっと瞑り、下を向いて歯を食いしばる姫でしたが、
次の瞬間、正座した姫の膝に皇が左手をそっと置いてきます。

弾かれたように姫が顔を上げると、そこには真っ赤になり、震えながら姫を振り返る皇の姿が!!

みつめあう二人―!!

その頃、ナナセとカヤシマは―!?

提供されたSRYの種子サンプルを確認するナナセ。

働き通しのナナセに
「少しは休んだら?」
と声をかけるカヤシマでしたが、

ナナセは、
「働いてる方がマシだから」
と答えます。

「でも…無駄だった…。」
指を噛むナナセ。

「この新しい種子サンプル…。XY型にもXXY型も、どっちも“あたしら”の<種子>とは適合しない。」

その頃ベッドでは、重なる姫と皇の影が―!

次号に続きます!!

テンペスト第27話掲載、「ITAN No.28」は↓↓

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<感想>
いやー!皇と姫の“実験”が、今月こそ行われてしまうのかとドキドキしてましたが、今回は二人がまだ仲良かった頃の回想が多めだったのと、

こちらもお話的に気になっていた、姫の「両親からの遺産」が登場しました。
遺産がどういう物かはまだ今回では明らかになりませんでしたが、きっと今後世界の為、未来の為に役立つ物である事は間違いなさそうです!

しかしなんだかんだ言っても皇も姫の事をまだ好きそうですね。
皇のこのツンデレ加減が可愛くてw

「振り返られたら我慢出来ないよ」と姫が言ってるのに振り返ってしまうどころか、膝に手まで置いちゃう皇!!

次回の展開が非常に楽しみです!!

2人の展開とは別に不穏な感じのナナセとカヤシマですが、
きっと適合するのは「皇だけ」とか言う展開なのかなーと思いつつ、まだまだ先が読めないテンペストです!!


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