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薔薇王の葬列 ネタバレ感想!第25話(プリンセス5月号)

      2016/07/18

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月刊プリンセス(2016年5月号)掲載、
菅野文先生の「薇王の葬列」第25話のネタバレ感想です!

「薔薇王の葬列」ネタバレ一覧はコチラから→

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薔薇の花びらが舞い散るかの如く、自身の首から吹き出す血しぶきを呆然と見つめるウォリック。

倒れゆくウォリックには、自身を討った甲冑の男の顔は見えません-。

横たわるウォリックに近づいて、被っていた兜を上にずらし、
「あんたの時代は終わった …ウォリック。」
と勝ち誇るバッキンガム。

そこへウォリックの部下達がウォリックを探して駆けつけてきます。

「リチャード様!」
部下に促され、馬に乗ってその場を離れるバッキンガムは、

(これからはこの俺が、この国のキングメイカーだ!)
と口元に笑みを浮かべます。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

ウォリックの元へ到着したエドワードは、ウォリックを抱き上げると、

「殺すなと言った!討ったのは誰だ!ただちに捕らえて首をはねろ!」
と部下に命令します。

「ああ ウォリック…。」
ウォリックに顔を寄せるエドワードでしたが、

「…いるの…か… だ…れか…。」
死にゆくウォリックの目には、もはや何も映りません。

(もはや栄光も塵芥。この手には何も無い…)
妻、アン、イザベルの姿を思い出すウォリック。

(私にはもう何一つ…。)
ウォリックは、自身に手を差し伸べるリチャード王に向かって手を伸ばします。

伸ばされたウォリックの手を取ったエドワードは、ウォリックの手を握りしめて口付けし、

「私以外の者の手で逝くな…!私は、お前の王だ…。」
と命令します。

その言葉に、エドワードの顔を見つめたウォリックは、

(私の… 私の王か…)
と、そっと目を閉じ、

「…… へいか…。」
小さくそう呟いて絶命します。

(いずれまた、神の御許で-)

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

その頃―。何かを告げるかのようにギャアギャアとけたたましく鳴くカラスに驚いて、思わず馬を停止させるアン。

少しでも早く戦況を知りたいと、馬車では無く馬で隊列に付いて来たアンにエドワードは、

「自分達が着く頃にはウォリックがヨークの流した血で祝杯を上げているさ。」
と語りますが、

「お父様は絶対にヨーク家の人達を手にかけたりしないわ…!」
と否定するアン。

アンの剣幕に慌てたエドワードは、
「ウォリックがヨーク家の兄弟を殺すとは俺も思っていないぞ!」
と誤魔化します。

「…ごめんなさい。でも…この戦いで自分の心が変わってしまうような気がして恐ろしい…。」
そう不安を口にするアンに、

「お前は俺の妻だ。俺は俺の父とは違う。
男として自分の家族は必ず守る!
だから今はランカスターの勝利だけ願っていろ。お前はランカスターの人間なのだから。」
と宣言するエドーワード。

馬を進めるエドワードの背中を見つめながら、
「ネヴィル家の姫」では無く、「ランカスターの貴族」として王家を守って行く事を心に決めるアン―。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

一方、戦から逃げ出した少年兵士に、
「自分が王である」事を明かしたヘンリー。

ヘンリーが王である事を信じられないと呟く兵士の前に膝をつき、
「貴方の苦しみは私の苦しみだ。君と私は同じだ…。」
と語るヘンリーでしたが、

「本当に貴方が王で、本当に僕達と同じ苦しみを知っているなら、長年の苦悶の皺が額に刻まれているはず…。
流した血と埃で肌は汚れ、飢えと寒さで体中を強張らせているはず…!
こんなに綺麗なままでいられるはずがない…。」

そう呟いて、ヘンリーに腕を伸ばす兵士。

「王がそうやって汚れずに居たから、僕達が血で汚れるはめになった…!全部貴方のせいだ!」

首元を掴まれて倒された後、馬乗りになってきた兵士を見上げていたヘンリーでしたが、
次の瞬間、剣が振りろされ、ヘンリーの顔は馬乗りになっていた兵士の血で染まります。

「貴様はランカスターか、ヨークか!?」
ヘンリーに馬乗りになっていた兵士を倒したのは同じランカスターの兵士でした。

「黙っている所を見ると、ヨークの貴族だな?」
そう決めつけ、剣を構える兵士。

絶命した少年兵士を抱きしめ、呆然とするヘンリーは、
「何故… 彼はランカスターだった…。」
と呟きます。

ヘンリーの言葉に、
「…馬鹿な!俺は命令されてそいつを…」
と、慌てて自分が討った兵士の胸の紋章を確かめた兵士は、ランカスターの印を確認した後、

「くそっ!…俺のせいじゃない命令されたんだ!戦場なら殺すしかない!
ランカスターだろうとヨークだろうと!生きる為だ!」
と叫び、ヘンリーに剣を向けます。

「陛下!」
今にも兵士に斬りかかられようとするヘンリーに、後を追ってきた従者が叫びます!

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

叫び声に振り返るリチャード。

「…気のせいか…?」

(いや…確かに聴こえた!林の方か?
国王… ヘンリーがここに…!)

辺りを見回すリチャードに、
『こっちだよ。』
という声が聞こえます。

振り返ったリチャードの前にはジャンヌが居り、
『ヘンリーはあっちさ。』
と語りますが、

ジャンヌを信用出来ないリチャードは、ジャンヌと別方向へ向かおうとします。

しかし尚もリチャードの前に立ちはだかるジャンヌは、
『さあおいで。君の愛しいヘンリーが待ってる。
ヘンリーに会いたいならこっちへおいで。』
と誘います。

「……」
リチャードは手綱を掴み、馬を走らせようとしますが、そこに、

『待て、リチャード。魔女に耳を貸すな。
あの女はお前を惑わそうとしているだけだ。』
と父・リチャードの幻影が現れて、背後からリチャードを抱きしめます。

「父上…!?」
驚くリチャードに向かって父は、

『ヘンリーはあっちだ。魔女に付いて行けば二度とヘンリーを討つ事はできんぞ。
私の仇を討て…。ヨークの王座に安泰を…。』
と訴えます。

次の瞬間、リチャード王とリチャードの間に割って入ったジャンヌは、
『忌々しい男!リチャードはもうあんたのものじゃない!』
と吐き捨てると、

『…リチャード、僕とおいで。ヘンリーに会いたいのなら!
本当の君を知っているのは僕だけさ…。』
と訴えます。

すると今度は父が、
『リチャード…私を信じろ!私の言葉だけを…。ヘンリーを殺す為に!』
と訴えます。

『さあリチャード…!』
なおも訴えるジャンヌに、

「ジャンヌ… 失せろ化け物!」
と剣で斬りつけたリチャードは、

「イングランドに仇なしてきたお前を俺が信じると思うか?二度と俺の前に姿を現すな…!」
と叫びます!

リチャードから斬りつけられ、寂しそうな顔でジャンヌは姿を消します。

父を振り返ったリチャードは、
「…父上、貴方の仇は俺が必ずこの手で…!」
と宣言します。

笑みを浮かべてリチャードに近づいた父は、リチャードの顔を撫で、
『誓え、リチャード。あの時のように…。』
と語り、父の言う通りに唇に口付けするリチャード。

「…お導き下さい、父上。
私をヘンリー王の元へ―!」

纏っていたランカスターのマントを脱ぎ捨てて、馬を走らせるリチャード!

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

呆然と立ち尽くすヘンリー。

自分に襲いかかってきた兵士を討った従者が、
「今の内にお逃げ下さい!陛下!」
と叫びます。

「この男もさっきの少年も… 私が居なければ死なずに済んだ…。私のせいで…。」

血まみれになった自身の顔を両手で覆うヘンリー。

一方、ヘンリーに向かって馬を走らせるリチャードは、友であるヘンリーの事を想います。

(待っていろ… 王を倒して俺は…あの約束の森へ行く。ヘンリー…!)

『血や家なんて何だって構わない。僕が好きなのは君自身なんだから。』
ヘンリーの言葉を反芻するリチャード。

(そうだ、お前が何者だろうと… お前は俺の光だ! )

その頃、ウォリックが討たれた事に、
「我々の勝利だ!」と湧くヨーク軍。

隊の中に居るケイツビーの元に一人の兵士が駆け寄り、
「エドワード様に報告を…。見間違いでなければ…ヘンリー王を見ました…!!」
と報告します。

「ヘンリーだと…?」
次の瞬間、視界の先を馬で駆けるリチャードに気づいたケイツビーは、

(リチャード様!何故ここに…。何故戦場に来た、ヘンリー!)
とリチャードに向かって馬を走らせます!

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

立ち尽くすヘンリーに、
「陛下…逃げましょう!」
と声をかける従者。

やがて霧が晴れ、太陽が顔を出します。

辺り一帯に倒れた無数の兵士達を目にしたヘンリーは、
「…私が殺した…。私が殺してきた… 皆…。」
と絶望します。

そこに現れた人馬の影―。

(名前も身分も関係ない。ヘンリー、お前は俺の光だ。だから俺は王を殺して― 光を手に入れるんだ―)

馬を走らせるリチャードは目の前に居る2人の人影に気付き、剣を構えます。

馬を飛び降りて走り寄るリチャードに向かって、ヘンリーを後ろに庇う従者は
「ヘンリー六世王と知っての狼藉か!」
と叫びます。

「やはりそうか、その男が…。」
剣を構えるリチャード。

「神に選ばれし王を殺せば地獄に堕ちるぞ…!」
斬りつけてくる従者の短刀を弾き飛ばし、

「元よりそのつもりだ!」
と従者を真っ二つに切り倒したリチャード。

従者の血で、男が庇って居た後ろの男の体が血に染まります。

盾になっていた従者が地面に倒れ、庇われていた男の姿がリチャードの前に現れます。
そこに立って居たのは、目を見開き、血で染まり返ったヘンリーその人でした。

「ヘンリー…」

「リチャード…」

呆然と立ち尽くす二人―!

次号に続きます!!

今回の「薔薇王の葬列」第25話が掲載「月刊プリンセス 5月号」をはコチラ↓↓

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感想

あああ…。
とうとうウォリックが討たれてしまいました…。

いけ好かないキャラでしたが、ウォリックはウォリックなりの信念の元に戦っていた訳で…。

前回ラスト、ウォリックを討ったのは誰なのかと思っていましたが、なんとバッキンガムでしたか…。

ウォリックの従者が駆けつけて来た時に、バッキンガムを「リチャード様!」と部下の兵士が呼んだのが後々災いしそうで非常に気になる所です…。

エドワードの腕の中で息絶えたウォリック…。
最期にウォリックが「…へいか…」と呼んだのはリチャードだったのかエドワードだったのか…。
(恐らくリチャードだったのでしょうが、エドワードであっても素敵だなと思います。)

ウォリックはずっとヨーク公リチャードに囚われていたんですね…。

しかしリチャード王には今回疑問でしたね。
今回登場したのはリチャードが生み出した幻影だったのでしょうか?

ヘンリーを殺させようと、自分の仇を討てと炊きつける父の言葉にどうも疑問が…。

対してジャンヌはリチャードをどこへ連れて行こうとしていたのか?
まだヘンリーと対峙させずにリチャードを翻弄するつもりだったのか…?
そもそもジャンヌとは何なのか?

リチャードの心の中に居る存在、幻影なのでしょうか?
この当たりがずっと不明なままですね。

リチャードに斬りつけられてショックを受けたように寂しそうに消えるジャンヌ…。
今後が気になります。

そうして父への誓いに、父に接吻するリチャード…。
うーん…ちょっと異様でしたね…。

そして戦のまっただ中まで来てしまったヘンリー。

ヘンリーに襲いかかった少年兵士を兵士が襲い、
その兵士をまたヘンリーの従者が手にかける…ともう血が血を呼ぶ状態でした…。

そしてその従者を手にかけるリチャード…。

対に運命の瞬間がやって来ました…。
解って欲しいけど解って欲しくなかった運命の瞬間です…。

どうもこの感覚、既視感があると思ったら、
「田村由美先生のBASARAだー!」と、つい最近ようやく気が付きましたww

対峙して…一体次回どうなるの!?
という所でなんと薔薇王の葬列は次号お休み!!!!

なんという引き!!酷い!

1ヶ月なんて待てない!!
と歯噛みしてしまいましたが…w

次号「月刊プリンセス7月号」は6月6日(月)発売予定です!

「薔薇王の葬列」ネタバレ一覧はコチラから→

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