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薔薇王の葬列ネタバレ感想!第29話(プリンセス10月号)

      2017/01/18


月刊プリンセス(2016年10月号)掲載、
菅野文先生の「薇王の葬列」第29話のネタバレ感想です!

「薔薇王の葬列」ネタバレ一覧はコチラから→

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「国王陛下万歳!」
「エドワード四世王陛下に!ヨーク王家に祝福を!」

沿道に居る人々が花びらを撒いて祝う中、王冠を被り、国王として凱旋したエドワード。

民に手を振り、満足気に辺りを見回したエドワードは、リチャードの不在に気付きます。

エドワードがリチャードの行方を尋ねると、
「少し前に、ひと足先に戻って塔へ行くと言っていた。」
と答えるジョージ。

その頃、薄暗い塔の階段を登り、ヘンリーを捕らえている部屋の前までやってきたリチャードは、
急な来訪者を怪しむ見張りに、ヘンリーに危害を加える気持ちは無い事を示す為、腰に下げていた剣を差し出して部屋へ入ろうとしますが、

「王の許可が無いと通せない。それに前王は話すどころか自分が何者かさえ、何もわからなくなっている。恐らく貴方の事も―。」
と告げる見張り。

見張りの言葉に、マントの中、腰の後ろに隠した短剣をギュッと握り締めるリチャード。
そこへリチャードの母・セシリーがやってきます。

息子達の帰還の知らせを受け、塔までやってきたセシリーは、リチャードをジョージかエドワードと思い込み、背後からリチャードを抱きしめて「ヨークの誇り」だと讃えますが、

自分が抱きしめたのがリチャードだと知るやいなや、リチャードから離れると、「エドワードとジョージ」の行方を尋ねます。

自室に戻ったリチャードは、いつものように「お前は悪魔の子だ!」と罵られる幻想?に、寝台の上で身を丸めて苦しみます。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…

ヨーク軍の勝利を讃える宴が催されている広間。

舞を眺め宴を楽しんでいるエドワードの元へ、母セシリーが現れて二人は抱擁を交わします。
続いてジョージを呼び寄せて抱擁したセシリーは、順番に二人を讃えますが、
そこへエドワードが、リチャードにも「母に抱擁して貰え」と声をかけます。

自分はいいと口にしようとしたリチャードの言葉を、
「リチャードとは一番に抱擁し合った。」
と遮り、二人をリチャードと別の方向へと促すセシリー。

人々がエドワード達を中心に移動して行き、その場に一人取り残されるリチャード。
苦しげに胸をぎゅっと掴むリチャードを、振り返ったセシリーが冷たい表情で一瞥します。

宴を離れ、中庭へと走ってきたリチャードは地面に手をつくと、いくら敵を殺しても光はもう二度と手に戻らず、結局自分は暗闇に包まれたままなのだと思い知ります。

何かを考え、ハッと顔を上げたリチャードの前に、ヘンリーが幽閉されている塔がそびえ立っています。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…

食事を与えるものの、反応を示さないヘンリーを「死んでいるのではないか」と話し合う二人の見張り番。

そこへリチャードが現れ、
「後は自分がやるので、お前達も宴に参加してこい。」と勧めます。

見張り達が居なくなった扉の前で、顔を歪めるリチャード。

意を決して扉の中へと進んだリチャードは、真っ暗な部屋の中、月明かりに照らされて床に座り込むヘンリーの前へと歩を進めます。

短刀を構え、
「…お前を殺しに来た…。俺が誰だかわかるか…?」
と尋ねるリチャード。

「…わ…から…な…」
と呟いたヘンリーは、

「どうしてぼくを置いていったの?狼たちがぼくを食い殺そうとしてる!こわい!たすけてははうえ…っ!」
と恐慌をきたし、リチャードに抱きついてきます。

自分に抱きついてきたヘンリーに眉根を寄せたリチャードは、

「ヘンリー…俺を見ろ!お前を殺す男の顔を…!そうやって…逃げるのか…!」
とヘンリーの胸ぐらを掴んで押し倒すと、ヘンリーの顔の横に短刀を突き立てます。

そこまでされても何も映さず虚ろな目のヘンリーに、
「…… ひとりにするな…。」
とヘンリーの胸に顔を埋めるリチャード。

少し目に生気が宿り、正気に返ったヘンリーが手を伸ばしてリチャードの頭をそっと撫でると、
頬を染めてヘンリーを見つめるリチャード。

眉根を寄せたリチャードは目を瞑り、そのままヘンリーに口づけします。

唇を離したリチャードは、

「…お前が 憎い…。憎くてたまらない…。」
と、切なげな顔で涙を浮かべて微笑むと、その場を走り去ります。

後に残され、呆然とするヘンリーは、
「リチャード…」
と一言呟きます。

走り去るリチャードを、壁に隠れていたセシリーが鬼のような形相で見つめます。

その後、エドワードの部屋を訪れ「リチャードがヘンリーと通じていた」と告げるセシリー。

しかし「酔って悪夢でも見たのでは?」と信じようとしないエドワードに、セシリーは
「エドワードはリチャードの“本当の姿”を知らない!リチャードは悪魔なのだ!」
と強く訴えます。

そこへ、二人のやりとりを聞いていたエリザベスが、
「エドワードの王座はヘンリーが存在する限り危ういまま。
エドワードとセシリーの心配を取り除く最良の方法がある」と提案します。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…

翌日、呼び出されてエドワードの元を訪れたリチャード。

新しい衣を仕立てる為に布を羽織っていたエドワードは、リチャードにも新しい衣を勧めると、
「少しは着飾れ」とリチャードに頭から布を羽織らせます。

その姿に「女装姿のリチャードを思い出す」と口にしたたエドワードは、しばし無言になると、
「悪魔は…男女両方の性を持つという…。」
と呟きます。

エドワードの言葉に、布を剥ぎとったリチャードは、険しい顔で自分を呼んだ用件は何なのかと尋ねます。

「鎧を脱ぎ去って衣に身を包む前に、一つだけやっておかねばならない事が残っている。」
と口にしたエドワードは、リチャードに

「ヘンリーを殺せ」
と命令します!

反逆の意思も無い前王を殺めたとなると非難される恐れがある為、
「全て内密に、最も忠実なリチャードにしか任せられない仕事だ」と語るエドワード。

エドワードはリチャードの顎に手をかけて顔を持ち上げ、自身も顔を近づけると、
「いいな、リチャード。長くは待たんぞ。私に忠誠を示せ。」
と改めて命令します。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…

稲妻が走り、強い雨が振りしきる中、マントを被って塔へと走る黒い人影。

部屋の中では、ヘンリーが足を抱えて目を瞑り、雨の音を聞いています。

「酷い雨…でも…ずっとやまなければいい…。そうすればずっと…君といられる…。」
そう呟いたあと、“君”が誰なのかを考えたヘンリーは、

『お前が憎くてたまらない…』と涙を浮かべたリチャードの微笑みを思い出し、

「ああ…リチャード…。」
と呟くと、

「…どうして…くるしい…。」
と涙を流します。

「もういちど…くちづけを…。」
そう口にして唇を抑え、祈りを捧げるヘンリー。

そこへ、扉を開いて黒い影が侵入してきます。

誰なのかと尋ねるヘンリーに、
「…ヘンリー… 悪魔の子の話をしてやろう。この世に呪われ、この世を呪って生まれてきた悪魔の子… リチャードの話を―。」
そう告げて、被っていたマントを取って顔を見せるセシリー!

暗闇に包まれた部屋に走る稲妻がヘンリーの顔を照らします。

一方その頃、灯りも付けず真っ暗闇の部屋の中、短剣を握りしめて唇を噛みしめるリチャード!

次号に続きます―!!

「薔薇王の葬列」第29話掲載
「月刊プリンセス10月号」は↓↓

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感想

前号のエドワードショックを引きずってます…。この絶望感…。

しかし話は進んでいく訳で…。

今回は、ようやくリチャードとヘンリーの話が進行します。

塔に幽閉(って程でもないのか…?)されたヘンリーに会いに行ったリチャードですが、一度目は「何故か」塔に来たセシリーに妨害されてしまいます。

これおかしくない?

普通「息子タン凱旋したーっ!!」ってなったら城の入口まで迎えに行くとか、
広間で待ってるとかするでしょーよ!何でわざわざ人気の無い塔へ!?

と思ったんですが、抱擁した後、リチャードが声を発するまで気付かなかった所を見ると、本気で間違えてたんでしょう。うーん…。

しっかしほんっとセシリー嫌い!!

リチャードを無視する、嫌悪する、までは許されるとしても、
リチャードの足を引っ張って、わざわざ邪魔するのが許せない!!

リチャードパパの出陣に付いていこうとしたリチャードを
「リチャードはまだ幼いの!母から子供を奪わないで!」
とか訴えて一緒に行かせないようにした事に始まり、

今回ではリチャードを宴で孤立させたりね、
事ある毎にリチャードの邪魔をする、陥れるのがもうホントにムカつく!!
(しかもわざわざ振り返ってリチャードの反応見てるのがまた!!)

薔薇王に出てくる女キャラってエリザベスにしろマーガレットにしろ、ムカつくヤツばっかりなんだけどー!!
(あ、アンが居たー!!アンは別ー!!)

そんでまたリチャードも毎回傷ついちゃうんだもんよ…。
もうこんな女見限って!!って思うんですけど、
やっぱり「信じたい・愛されたい」のかなぁ…。

唯一愛したヘンリーも、リチャードと同じで心に闇を抱え、自分自身の中に逃げ込んでるし…。
二人とも「母親」に縛られてるなー…。

ジャンヌもそうだけど、リチャードを「悪魔の子!!」って罵るあの幻聴?達はなんなんだ…。
結局リチャード自身の生み出した化物達…的なものになるのかな?

リチャードもヘンリーも、自分を罵る闇を振り切って幸せになれる日は来るんでしょうか…。
お互いが一緒なら乗り越えられそうな気もしつつ、そう一筋縄で行きそうにも無く…。

まだまだ先が見えないなぁ。

まぁ先の事は考えず、今回の萌えシーン話でも。w

自身を認識しないヘンリーに、「俺を見ろ!」とか「一人にするな…」とか縋ったあとのー!!
リチャードからのキスシーン!!

今回何気にリチャードとヘンリーは初キス?でした!
(人工呼吸などカウントに入れない!)

愛した人が敵と判明したからって、すぐ心が変わるとも思ってなかったけど、
やっぱり「リチャードがヘンリーをどう思うか(父の仇!騙してた!憎い!)」と、
逆に「ヘンリーがリチャードをどう思うか(人を殺めるなんて!罪深い!)」が気になってましたが、

「やっぱり愛してる、憎みきれない」っていうリチャードの心が判明して、今回非常にキュンキュンしました!w
(「憎くてたまらない…」って涙を浮かべて笑うリチャードの表情ったら!!ひえーっ!!切な萌えーっ!!)

切な萌えと言えば忘れてならないのがケイツビーっ!!

今回冒頭の、エドワードが「リチャードどこいった?」って尋ねた時に、
ジョージが「リチャードなら塔行ったよ」って答えてたとこにチラッと登場したんですが、

「リチャードが傷つくのがわかってるのに…自分は止める事が出来ない」
って感じで、切なそうな苦しそうな表情のケイツビーにも非常に萌えました…。

でもどー考えてもケイツビーの思いが成就する事は無いんで、
ケイツビーにはこのまま「報われない・切な路線」で行って頂くしかありません。
今後ケイツビーを見守りたいですw

さてさて、次回への引きですが、

なんと!ヘンリーに会いに行った所をセシリーに見られてしまったリチャード!
(だから、セシリーは何で塔に居るんだよ!w リチャードを見張ってる?)

単にヘンリーの部屋に入った所を見られただけか、
キスしてる所を見られたか、どっちかなー?とページを遡ってみてみましたが、
リチャードが扉を開きっぱかどうかはわかる描き方されてませんでした。

でも、エドワードが「まさかヘンリーと寝てた訳でもないっしょ?」て聞いた後に、
「ああおぞましい…!!」とか神に祈り出したんでw、やっぱり部屋の中見てた線が濃厚かなー。

セシリーはまだエドワードにリチャードの秘密を話してないっぽいですが、
エドワードがなんか「悪魔は両性を持つ…」とか不穏な事を口にしてたのも気になる所です。

とうとう「ヘンリーを殺せ」と命令されてしまったリチャード!
(何気、兄エドワードもムカつくんだが…。)

ヘンリーにリチャードの秘密を明かそうとするセシリー!!

次回が非常に気になります!!

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…

次回「薔薇王の葬列」は一部クライマックス!

昔からプリンセスで「一部完」のまま再開してない漫画をいくつか知ってるのが、
「一部完」=「最終回」かと戦々恐々ですがw

早期の「第二部」連載再開を期待しています!!

次号「月刊プリンセス11月号」は10月6日(木)発売予定です。

※今月号で発表された、第7巻のドラマCD追加キャストは、第7巻の詳細ページに記載します。

「薔薇王の葬列」ネタバレ一覧はコチラから→

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