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薔薇王の葬列ネタバレ感想!第31話(プリンセス2月号)

      2017/02/06


月刊プリンセス(2017年2月号)掲載、
菅野文先生の「薇王の葬列」第31話のネタバレ感想です!

「薔薇王の葬列」ネタバレ一覧はコチラから→

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暗雲が垂れ込める闇の中―。

ゴーンゴーンと重苦しい鐘の音が鳴り響き、街の通りを黒衣に身を包んだ人々によるヘンリーの葬列が行きます。

しかしヘンリーを見送る為に通りに出ている人は極僅か…。

時は少し遡り、城にてエドワード王と妻エリザベスに面会する、ジョージと妻イザベル。

エドワードはイザベルに姉のアンが元気か尋ね、顔を見たいと告げますが、

イザベルは、謀反人ウォリックの娘である自分とアンに何の咎めも無い事に対して、「ネヴィル家の者」として深い感謝の言葉を述べつつも、アンについては心労によりまだ体調が優れないと言葉を濁します。

そこへジョージがイザベルを庇い、「アンとネヴィル家の財産は自分達が責任を持って管理するので安心して欲しい」と助け舟を出します。

エリザベスはジョージの言葉を「頼もしい」としながらも、ウォリックの膨大な遺産を狙う者は大勢居る為、くれぐれもアンの事に気をつけるようにといやらしく微笑みます。

イザベルは、エリザベスに向かって
「ええ、気をつけますわ!王妃陛下。」
と言い返すと、

(特に、卑しい成り上がり貴族にはね!)

と心の中で吐き捨て、そのままジョージと共に部屋を退出します。

兄達の前を辞したジョージはイザベルに向かって、エリザベスの一族に王家を牛耳らせはしないと宣言すると、

アンとイザベルが相続したウォリックの財産を合わせれば、自分の権力は兄・エドワードにも引けを取らない、その為にもアンは自分たちの手元に居て貰わねばならないと語ります。


場面は城の厩舎(馬小屋)へ―。

「ふぅ…」
と、しんどそうに井戸から水を汲みあげる馬丁。(ばてい:馬の世話人。)

馬丁が厩舎に戻ると、他の馬丁達が「ヘンリーはリチャードに殺された」と噂をしている所でした。

噂話に衝撃を受けて、汲んできたばかりの桶をひっくり返して水をこぼしてしまった馬丁を、噂話をしていた馬丁の一人が咎めますが、他の馬丁によって噂話は続けられます。

「ここだけの話、逃げるウォリックをリチャードが無慈悲に殺す所を、自分は戦場で見た。」

馬丁達のさらなる噂話に目を見開く馬丁ですが、すぐに水を汲み直してくるよう厩舎を追い出されてしまい、馬丁は慌てて再び井戸へと走ります。

馬丁が厩舎を出た所へ、

「顔色が優れないわね。」
と声が掛けられ、馬丁が振り返った先にはイザベルが立っていました。

「イザベル…」
と呟く馬丁に対し、イザベルは、

「イザベルじゃないわ!奥様とお呼び、アン!」
と冷酷に命令すると、

「あら間違った。アンは私のお姉様の名。貴方はただの馬丁だったわね。」
と言い放ちます。

アンは、顔色が悪いと指摘された事に対して、この所体調がすぐれない事を話しますが、イザベルはアンの話など意にも介さず、

相続財産を目当てにアンを狙う男達が毎日尋ねて来るが、そんな奴らにアンを合わせる訳には行かないと告げると、

「お姉様を守りたい、わかるでしょう?」
と、「厩舎に居させる事がアンの為だ」とでも言いたげに言葉に含みを持たせると、冷たい目でアンを一瞥します。

「わかってる…」と答えたアンは、戦の後、義母であるマーガレットは捉えられてしまったのに、自分だけが何の咎めも受けずに許された事を思い返すと、結局自分は何も守る事が出来なかったと考えて俯いてしまいます。

そんなアンに対してイザベルは、父ウォリックは亡くり、母にはいつ会えるかわからないなか、
たった一人自分だけがアンの家族だと告げると、その場を立ち去ってしまいます。


一方その頃、ワインや果物を片手に湯浴みを楽しむエドワードとエリザベス。

未亡人の辛さについてエドワードについて語ったエリザベスは、アンについて、

「いつまでも独り身では傷も癒えない、早く結婚させるべき。他人事とは思えない。」
と心配している風を装いますが、その実、心の中では、ジョージに莫大な遺産を握らせておく事を懸念します。

エリザベスの言葉に、アンに相応しい上にヨークに絶対忠実で、誰もが納得できる者など居るのかと思案するエドワード。

そこへ何かを閃いたエリザベスは、「大任」の褒美をリチャードに取らせたのかとエドワードに尋ねます。


礼拝堂の中、安置されたヘンリーの柩(ひつぎ)の前に佇むリチャード―。

そこへエドワードが現れ、突然の呼び出しをリチャードに詫びると、「大任の褒美」として、アンとの結婚をリチャードに勧めます。

リチャードがエドワードから秘密裏に命じられた「大任」―。

その言葉に、自身が「ヘンリーを手に掛けた日」について回想するリチャード。

リチャードがヘンリーを刺した後、部屋にはケイツビーが駆けつけてきます!

ヘンリーの返り血を浴びて呆然と座り込むリチャードに、死体の処理は部下に任せてあるので、早く逃げるようにと訴えるケイツビー!

回想を終えたリチャードは、何も映さない虚ろな瞳のまま口元だけは笑みを作り、アンとの結婚を了承します。

リチャードの返答に満足気なエドワードは、なんとしてもアンを口説き落とすようリチャードに命令すると、持ってきた白薔薇の花束をヘンリーの棺の上に放り投げ、礼拝堂を去っていきます。

その場に座り込んでしまったリチャードは、床に落ちた白薔薇を拾い上げて握り潰すと、無表情のまま狂ったように笑いだします。


場面は変わり、部屋ではジョージとイザベルが言い争っていました。

ヘンリーの埋葬に親族としてアンを立ち会わせるよう、エドワードの命令を受けてきたジョージに、

「姉はもう王太子妃では無い、親族というならジョージでもいい筈だ」
と訴えるイザベル。

厩舎から呼び出され、二人のやり取りを聞いていたアンは、少しの間でも義父だったヘンリーの事を想い、行きたいと訴えますが、それを頑として許さないイザベル。

唇を噛み締めながら厩舎に戻ったアンは、亡くなった夫エドワードや、牢に捉えられている義母マーガレットの姿を再び思い出し、

(何も出来なかった… せめてランカスターの為に!)
と考えるやいなや馬にまたがると、厩舎から脱走します!

馬を走らせるアンの胸には、「エドワードを逃がす為」にエドワードのフリをして戦場に出て囮となり、今にもリチャードに殺されそうになっていた時にアンの元に駆けつけ、

「自分こそが王太子エドワードだ」と名乗りあげた、誇り高きエドワードの姿がよぎります。

あの日エドワードもこんな気持だったのか。
やっぱり自分達は似ていたんだ…とエドワードの事を考えて涙を流すアン。

そして場面は冒頭に戻ります。


ヘンリーの葬列に追いついたアンは馬から降りると、参列者に向かってヘンリーの最期を弔わせて欲しいと訴えます。

そこへ
「柩(ひつぎ)をおろせ。」
と声が響き、

背後に人の気配を感じたアンが振り返ると、闇の中に浮かび上がった黒い人影が、柩の取っ手を担いでいた者に剣で切りかかります!

地面に落下した柩の蓋が外れ、露わになるヘンリーの遺体!

抵抗する参列者に剣を突きつけた黒い影は、

「この柩の中身のようになりたくなければ下がっていろ。」
と言い放つと、

「…失礼、“レディ”アン・ネヴィル。」
と、アンに対して騒いで驚かせた謝罪?を口にします。

僅かに雲が晴れ、薄い月の光の中で剣を鞘に収める姿が浮かび上がった人物とは、リチャード其の人でした。

驚きに目を見開いたアンは、ヘンリーの柩に駆け寄ろうとしますが、次の瞬間、ヘンリーの柩を蹴り飛ばすリチャード。

衝撃で柩から飛び出した遺体の頭を掴んでアンに見せたリチャードは、これがヘンリーに見えるかとアンに問うと、遺体を掴んでいた手を離します。

遺体はヘンリーによく似た替え玉?で、口元に手を当てて絶句するアンに、

「切り刻まれたものを晒す訳にいかない。数日経てば判別などつかない。」
と虚ろな瞳で語るリチャード。

本当にリチャードがヘンリーをその手にかけたのか、
自分の父ウォリックもなのかと尋ねるアンに、それを肯定したリチャードは、

アンの夫・エドワードもだと告げて短剣を取り出すと、
「こうやって…」とエドワードの最期について実演しようとしますが、

「やめて!!」
と叫んで頭を抱え、リチャードに背を向けるアン!

次の瞬間、アンの腹に痛みが走ります!

お腹を抱えてうずくまったアンは、自身にエドワードの子供が宿っている事を悟ります。

お腹を抱えて口元を押さえるアンを見て、アンが身ごもっている事を悟ったリチャードは、姉を馬小屋で寝させるような女が守ってくれると思うか?と問いかけると、

奴らが守りたいのは財産だけ。
イザベルは王妃の座を狙っており、いずれ必ずアンが邪魔になる。
不慮の出産でアンが亡くなれば万々歳。
皆がアンの死を待ち望んでいると語りながら、ヘンリーの替え玉の遺体を足で柩に押し込めると、柩の蓋に短剣を突き立てます。

あまりのリチャードの言い様にショックを受けたアンは、

「…悪魔…!」
と叫ぶと、自分の知っていたリチャードは死んでしまったと涙を流します。

アンの言う通り、自分の魂はヘンリーを手に掛けた「あの日・あの瞬間」に死んだのだと、アンの言葉を心の中で肯定したリチャードは、嘆くアンの前に膝を折ると、

自分をそうさせたのはアンへの愛ゆえだったと嘘の告白をします。

アンは自分の光だった。
そのアンを手にする為に世界中の人間をその手にかけてもいいと思った、と語りかけるリチャードですが、「嘘」だと俄には信じ難いアン。

リチャードは、信じて貰えないのなら自分を殺すようにとアンに短剣を握らせると、着衣の前を開き、短剣を握るアンの手を取って自身の胸へと導きます。

命を差し出そうとするリチャードの清らかさを目にしたアンは、リチャードの手を振り払って短剣を投げ捨てると、そんな事出来るはずがないと叫んで頭を抱えます。

「では想いを受け入れて貰えるのか」と尋ねるリチャードに、顔を赤らめて混乱するアンは、

「そんな事…嘘!本当の事を言って!」
と叫びますが、アンの手を取って抱き寄せたリチャードは、「自分と結婚して欲しい」
と告げます。

目に涙を滲ませたアンは、リチャードの言葉は「心の無い言葉」だと考えながらも、リチャードに恋し、リチャードと共に過ごした日々を回想します。

そのままそっと目を閉じたアンの唇に、リチャードの唇が重なります。

(自分はあの日森の奥で、一人で死んだんだ―…)

アンに口づけたまま、虚ろな眼差しでヘンリーの替え玉を一瞥するリチャード!

次号に続きます!

今月号は「薔薇王の葬列」が巻頭カラー!
第31話掲載の「月刊プリンセス2月号」の購入は↓↓

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感想

お正月が明け、ボケーッとしてたらプリンセスが発売されていました!!

薔薇王の第二部再開されたよーっ!!

いやー、結構あっという間でした!

しかしもうヘンリーの生死が気になって気になって!!

絶対絶対ヘンリーが死ぬ筈は無いと思ってたんですが、
冒頭の葬列…。

「あああ…あれ…?ヘンリー…本当に死んじゃった…!?」
と焦りつつ、

「いや、これはケイツビーが用意した替え玉に違いない!」
と思っていた所、やはり予想は的中…!?

その前に、戦後どうなっていたのかと気になっていたアンの登場です!

最初、その表情が明かされず、意味ありげにスポットが当たるこき使われている馬丁に、
「ハハーん、こりゃただのモブじゃなくてちょっと意味を持った人物か!?」
と思っていた所、イザベルの登場によって、ようやく馬丁がアンである事が判明しました!!

「呼び捨てすんじゃないわよ!奥様と呼びなさいよアン!!」って!!

姉に向かってなんじゃそりゃー!!!

うーわ!!元々いけ好かない女でしたが、なんって嫌らしい女に成長したの!イザベル!!

恐ろしい…薔薇王に出てくる女で心の清らかな女はアンだけなのか…!!
と大いにショックを受けました…ww

そうして、「一緒に入っとんのかい!」と突っ込んだエドワードとエリザベス(の悪巧み)シーンを得て、礼拝堂に呼び出され、

「ご褒美はアンと結婚だよー!どうだー?嬉しいだろー!?」
というバカな兄貴の提案に、虚ろな目で口元だけ笑ってるという超絶不気味な表情でそれを了承するリチャード!!

怖い…怖すぎる…!!

ここで前回の回想シーンが描写されますが、
返り血を浴びてへたり込むリチャードの肩をケイツビーが必死に抱きかかえてる(揺する)だけなんですね。

だから結局ヘンリーの生死は不明… = 生きてる と私は思うんですが。。
どうなんでしょう…。

ヘンリーの葬列に追いついたアンに向かって
「切り刻まれたものを晒す訳にはいかない」ってリチャードが言ってるのは真実なのか嘘なのか…。

嘘と言えば、リチャードはウォリックもエドワードも自分を殺したと嘘をつきました…。

「逃げるウォリックを手にかけた無慈悲な男」はリチャードじゃないのにーっ!!
っていっつもモヤモヤします…。(男の名前ド忘れしちゃったよね…。)

エドワードを手に掛けたのはリチャードで間違いないですが、実際はアンを脅すため?に実演したものとは全然違って、
「楽にしてやる…」というものでしたし…エドワード自身もリチャードの手にかかる事を望んでいたし…って、あ…ダメだ…。アホの子エドワードの事思い出したら涙腺が…。

うーん…やっぱりこのアンとのやり取りで口にした
「ヘンリーもウォリックも手にかけたのは自分」というのは嘘のような気がします…。

と、ここでアンのお腹にエドワードの子供が宿っている事が発覚!!

まさかのー!!

マーガレットの命令でエドワードとアンが共に過ごした夜に、「これは…!絶対にエドワードの赤ちゃんできるに違いない…!」と思ったはずなのにすっかり忘れていたので、冒頭の馬丁アンのしんどそうな描写や、イザベルに体調不良を訴えている所もフッツーに読み飛ばしていました!!わああ!!フラグに気づいてなかった!!

瞬時に気づくリチャードは流石ですね。。

アンに辛辣な言葉を掛けて追い詰めた後のー

まさかの告白!!

飴とムチですよ…。

アンはすっかりエドワードに心が向いちゃってるかなー?と思いましたが、やはりリチャードへの想いは消えてなかったようです。

リチャードのチラ見えする胸を目にして、
「なんて白くて清らかなの…!!」って…完全にリチャードに騙されてる…!!

そしてダメ押しのキス!!

によってアン陥落…!!

この時にチラッと開いたリチャードの目がまたトーン一色で、虚ろなようにも、実に冷たいようにも見える目なんですね…。

今回は事前に管野先生(だったかな?)の「今回は一部と二部の間、1.5部」みたいな情報を目にしていたんですが、

やはり今回は繋ぎで、次号から「時が経って成長したリチャードの新たな物語」が始まるようです!
(あ…あれ…?て事はヘンリーは…まさか本当に死んで…)

リチャードがアンと結婚するのは、wikiを見たツレにネタバレされてしまっていたんですが、ここからは全く知らないので、今後の薔薇王がどうなって行くのか、非常に気になる所です!!

次回、「月刊プリンセス3月号」は2月6日(月)の発売予定です!

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