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「テンペスト」ネタバレ感想!第29話(ITAN32号)

      2017/02/08


ITAN(No.32)掲載、
阿仁谷ユイジ先生の「テンペスト」
「第29話」のネタバレ感想です!

遂に結ばれた皇と姫。
今回は気になる“その後”から始まります!


「テンペスト」ネタバレ一覧はコチラから→

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皇に抱きついたまま眠っている姫。

自分の腕が姫の下敷きになり、姫を腕枕する形で目を覚ました皇は、姫を重く感じますが、無意識にスリスリと自分の胸に頬ずりする姫の頭を撫でようと、そっと手を伸ばします。
その瞬間、スズとナナが部屋を訪ねてきます。

慌てて姫のガウンを羽織ってベッドを出た皇は、朝食について尋ねるスズとナナに、
「まだ姫は眠っているので、先にお風呂の支度をして欲しい」と告げます。

その頃、目を覚ました姫は手でベッドを探って皇を探しますが、皇が居ない事に気づいて身を起こします。

そこへ、「私ももう一眠りするわ。」という声が聞こえ、皇がベッドに戻ってきます。

姫に背を向ける形で天蓋を閉めた皇は、左腕に巻きつけたキラルを赤い顔でじっと見つめ、指先で少し遊んだ後、そっと口付けします。

一部始終を見ていた姫は赤面し、
「君のDNAじゃ解除できないよ?」
と声を掛けます。

見ていたのかと飛び上がって驚く皇に
「綺麗だったから。」
と告げた姫は、自分の隣に座るようにとベッドをポンポン叩いて促します。

「勘違いするな!そんなお世辞言ってもほだされない!自分はあくまでも仕事をしているだけだ。」
と真っ赤になって言い訳しながらも、ベッドに上って姫の隣に大人しく座る皇。

そこへ姫が、ふわっとシーツを皇に被せ、
「お世辞じゃない。本当にきれい。」
と微笑みかけます。

そして姫は皇の手に巻き付いたキラルを手に取り、舌で舐めます。

シーツの中に浮かび上がる、キラルから投影された映像を眺める二人。

「臨床記録…なのかな。皇には読める?」
そう尋ねる姫に、確かに姫の母の臨床記録だと答える皇。

次の瞬間、何かに気付き、映像を戻すようにと告げた皇は口元を抑え、

「…そんな…。」
と絶句してしまいます。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

ここで、霧江の幼い頃の描写がされる時に出てくる謎の唄、
『蒼のララはララだけで 金色のナナはナナだけで』
の一節が登場します。

そして、ナナセの報告データを眺める看守と霧江。

メール・ロスト以降、女性だけで生き延びて来た事で種分化が起き、今の自分達には冷凍精子も、姫の精子も適合しない事について残念がる看守に、
「…何を今更。そんな事は大前提だっただろうが。」
と語る霧江。

「メール・ロスト以降、月小路家は血の純度を保つ為に故意に生殖隔離を起こしてきたのに、何故今更、よそ者(皇)の血で汚そうとする?」

目の前のデータを乱暴に手で消し去る霧江の手を掴み、ギリギリと握りつけた看守は不気味に微笑みながら、

「今まで通り、月小路の当主として言われた事だけこなしなさい。
あなたは<意思>を持ってはいけないのでしょ?」
と言い放ちます。

姫と共に月小路家の血を残す事だけを考えていた霧江は、姫の精子では血を残せ無い事に激しく動揺します。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

一方、姫と皇。

「姫の母は想像以上の天才だった…しかし同じ位悪人だったかもしれない。」
という皇の言葉に衝撃を受ける姫。

姫の母の事を悪し様に言ってしまった事について一旦は謝罪した皇ですが、
キラルに収められたデータから、<サキュバス>対策は既に完成していたのに、それを20年も姫の母が隠匿していた事に、

「20年もあれば人口はもっと―…」
と声を荒げます。しかし次の瞬間、皇はキラルの中に姫宛の手紙を発見します。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

「私の意思は<月小路の意思>だ。姫と私とで<血>を紡ぐ事、それが全てだ。」
そう語る霧江を馬鹿にするように笑った看守は、

「吐き気がする程つまらないわ。誰の為にそこまで忠実なの?」
と尋ねます。

看守の問いに、ボロボロになった兎の縫いぐるみを思い出す霧江でしたが、直ぐに無表情を装い、
「―関係無い。責務だから全うするまでだ。」
と語ります。

看守は不敵な笑みを浮かべ、
「その責務が貴方を殺す事になっても?」
と霧江に問いかけた後、

「約束してくれたの。あたしの旋(めぐる)ちゃんが!」
と語り始めます。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

『姫へ― 私は君に懺悔しなければならない。
少しだけ母さんの昔話につきあってくれ。』

母・月小路旋からの手紙を読み始める姫と皇。

ここから旋と月小路家の過去が明らかになります。

月小路家に子供の教育係として来ている姫のママ・安斎のせいで「子供達の聞き分けが悪くなった」として、クビにしろと旋に詰め寄る、旋の姉。

安斎のせいでは無く、姉の接し方に問題があると指摘する旋でしたが、
「まだ家の責務も果たしていない半人前のくせに、口答えするな。」
と責められ、大人しく姉の要求を飲む旋。

安斎にクビにする事を詫びた旋は、
「代わりに自分のラボに来て、力を貸して欲しい。」
と告げますが、

「その研究は月小路家の為のもの?だったらやーだ。」
といたずらっこのように微笑む安斎。

「ねえ旋さん、こういう時にはなんて言うの?教えたでしょ?」
カウチに座る旋に近づき、顔を覗き込んで何かを言わせようとする安斎。

真っ赤になった旋は、安斎を引き寄せ、
「…私の為に、君の全てをくれ…。」
と言葉を絞り出します。

そんな二人のやり取りを、ドアの隙間から憎悪の目で見つめる旋の姉。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

ラボにて、自身と安斎が血を紡ぐ事が出来ないかテストする旋でしたが、やはりいい結果が出ません。

頭を抱える旋の元に、まだ幼い霧江が手伝いに来たと訪ねてきます。
礼を述べつつ、「今日からは安斎が来るから必要無い」と語る旋でしたが、

「安斎の代理です。安斎は母様の言いつけで姉様とS地区に出向いています。」
と語る霧江。

「…S地区?」
霧江の言葉に、慌ててサキュバスの予測地点を調べた旋は
「…あのやろう…!」
と唇を噛みます。

「おばさま…。」
近づこうとする霧江を

「触るな!!!」
と拒否した旋は、

「君は帰れ。帰って姉さんに伝えろ。貴様も殺してやる…とな。」
と凄みます。

旋のあまりの剣幕に涙ぐんで震える霧江は、その場から走り去ります。

「―う …うっ う」
霧江が去った後、その場に崩れ落ちてしまう旋。

そこへ、「旋ちゃん泣かないでー」と、棚から兎の縫いぐるみが顔を出します。

「ユ…ユリエ…?」

呆然とする旋に、
「安斎に買って貰っちゃったー!」
と巨大な兎の縫いぐるみを抱きかかえて現れるユリエ。

「安斎ならS地区には行かせなかったわ。だから生きてるよ。」
ユリエの言葉に、

「ありがとうユリエ…!ありがとう…!!」
ユリエに抱きついて号泣する旋。

『ユリエのお陰で私達は君を授かる事が出来た。
けれど、ユリエとはそれきり会えなかった。
このデータの運用に迷ったらユリエを探して相談すると良い。
きっと君の味方になってくれるはずだ。』

そこまで読んで、ユリエが誰か知っているかと尋ねる皇と、首を振る姫。

『ユリエの写真も入れておくよ。
どうか私の代わりに、彼女との約束を果たしてくれると嬉しい。』

満面の笑顔で兎の縫いぐるみを抱きかかえるユリエの写真を見て、驚愕する姫と皇。

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

「…約束?」
問い返す霧江に、

「そ、約束!」
と小指を突き出して笑う看守。

「旋ちゃんはサキュバスにも月小路にも勝てるような新種の<種子>の開発、あたしはその量産方法。
二人であの家に復讐しようね!って。」

そう語りながら、床をカッと踏み鳴らし、その場を離れる看守。

次の瞬間、「ズズズ…」という音を立てて床が徐々にせり上がっていきます。

「見てみてキリエちゃん!この穴蔵に閉じ込められたあたしがいっしょうけ~んめい造ったオモチャよ!」

床から現れた“モノ”に驚愕する霧江!

せり上がった床からはガラス張りの水槽が現れ、
その中には腹部から人工子宮と一体になった女の姿が在ります。

「最っ高の人工子宮でしょう?」

ガラスに手をつき笑う看守!

次号に続きます!

「テンペスト」第29話掲載、「ITAN 32号」は↓↓

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感想

わー!実に半年ぶり?でしょうか?

長かったよー!!隔月刊なのに2回も休載って!!
と、少し怒りが湧いてしまったのはナイショですw

前回の「引き」が姫と皇は結ばれたのかなー?どうかなー?
また持ち越しかなー?な位の描写だったので、結果を楽しみにしてたんですが、
無事に二人は結ばれたようです…。

が!全然描写が物足りないよー!!
(ITANってエッチィのダメな雑誌??)

テンペストを読み始めた時は知らなかったんですが、
阿仁谷ユイジさんってBL描いてる方なので、そういうの描けない訳じゃないんですよね。

なので期待してたんですが、こんなもんかぁ…残念…。

というのは置いといてw

ずっと「霧江の姉」が謎でしたが、今回ようやく明らかになってきました。
「ユリエ」って名前は元々出てたんでしたっけ?

今まで後ろ姿とかばっかりでしたが、今回初めてそのご尊顔が顕に!!

といっても、何故姫と皇がユリエの顔を見て驚愕したのかが今ひとつわかりませんでした。
霧江と似てたから?

それとも看守がユリエ?
うーん…わからない…。

旋と看守がそれぞれ「約束」について語っていますが、
旋はユリエと約束したっぽい、
看守は旋は約束したっぽい…。

じゃあやっぱり…??

時々出てくるボロボロになった兎の縫いぐるみといい…
まだまだ謎は明らかになりません。

そして最後に出てきた不気味な装置…。
なんとも言葉で形容しづらいのですが、水槽に浮かんだ不気味な女の腹部から下が全て装置に繋がってるというもので、正直かなりグロかったです…。

この装置に繋がれてる女は誰なんでしょう?
ショートヘアの女性なんですが、

旋の姉?(霧江の母)
ユリエ?

それとも全く関係無い第三者!?

一体どうなって行くのか、まだまだ謎に包まれているテンペスト…。
続きが非常に気になります!

次号、「ITAN 33号」は8月5日(金)発売予定です!!

通常、最終ページに「33号へ続く」なり「次号へ続く」なり書いてあるんですが、
今回のテンペストにはそういう文字が一切書いてなかったのが気になる所です…。

一応33号の予告には記載があるのですが…。


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