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「テンペスト」ネタバレ感想!第30話(ITAN33号)

      2017/05/11

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ITAN(No.33)掲載、
阿仁谷ユイジ先生の「テンペスト」
最新話「第30話」のネタバレ感想です!


「テンペスト」ネタバレ一覧はコチラから→

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雨が降りしきる中、ボロボロになった兎の縫いぐるみを掴んで立ち尽くす幼いユリエ。
眼前には、母の亡骸が倒れています。

見開いた目、乾いた唇…

それがガラス張りの水槽の中の女の面影と重なります。

「…か かあさま…」
蒼白になった霧江が呟きます。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…

大口を開けてハンバーグを頬張る皇。

頬杖をついた姫が見つめる中、皇はスズとナナが運んできた朝食を、リスのように頬を膨らませてモリモリと食べ続けます。

「皇、食事が済んだらもう一度… …いい?」
遠慮がちにそう尋ねる姫の言葉に赤面してしまう皇。

しかし、誘われたのだと思った皇の考えは外れ、
再びシーツの中に並んで寝転び、キラルから投影される母のデータを確認する姫に、

(こっちか…!!!)
と心の中で突っ込む皇!

「母は看守に相談しろと遺していたが、看守を信用してもいいと思うか」
と尋ねる姫ですが、紛らわしい姫の物言いに身構えてしまったとプリプリと怒る皇は、

「あんな人でなしを!?」
と鼻息荒く答えます。

皇の不機嫌の原因が前日の“実験”のせいだと考えた姫は、

「もう少し我慢して…?皇の身体に酷い事をした…自覚はあるから。それでも私はどうしても…」
と弁解しようとしますが、それを

「平気よ!」
と遮る皇。

「あまり…よく…覚えて…ない…し…」
と口にしたものの、皇は、片手だけで自分の両手を押さえつけ、
上気して熱い目で自分を見つめる前日の姫の事を反芻して真っ赤になります。

姫の隣で身を起こした皇は、
「私の目的も貴方と同じ。いくらでも我慢する。子供達の為、未来の為だから。」
だと告げて、姫の上に馬乗りになると、

「ひどいこと、して」
と熱っぽく訴えます。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…

再び重なり合う姫と皇。

皇は、最初自分達に課せられたこの受精実験が酷く理不尽だと考えていたものの、
それが姫の母の遺したデータにほぼ忠実である事を語り始めます。

しかし姫の母は<触媒>の事にまで考えが至っておらず、
その触媒が無ければ、サキュバスに勝てる<受精卵>が作れない事、

触媒の条件が<月小路の遺伝子>と、
それと対になる相手の免疫の交換である事を説明する皇。

「めんえきの…?」
皇の話がよく飲み込めていない姫の下で真っ赤になる皇。

次の瞬間、皇は両手で姫の頬を包み込み、そっと口づけします。

真っ赤になる姫から顔を逸らしながら、
「…これが体液を交換する最も簡易的な措置なの。」
と語る皇。

「こうやって少しずつ免疫を強化させていくの。
貴方の特別な<種子>が私の<毒>にならないように。」

そう語る間、姫と皇は何度も口づけを交わし合います。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…

その頃、実験室のナナセとカヤシマの元へ霧江が訪れます。

シミュレーションの結果を求める霧江に、報告書は出したと答えるナナセ。
しかし霧江は、

「いや、そちらじゃない。その…あれだ…内密にと…」
を言葉を濁します。

丁度その実験の真っ最中だったナナセは、シミュレーションの結果を報告し始めます。

まず、

●<現代のXX型の種子(ナナセ・カヤシマ等)>と<XXY型の種子(霧江)>を掛け合わせると、
受精以前に<XXY型の種子>は<異物>として処理されてしまい、
その際に吐き気や発熱程度の過剰な免疫反応が起きる事

●過剰反応が出るのは<XX型の種子>と<サンプルのXY型の種子(姫)>を重ねた時も同様

●ただしXY型の方が自己免疫疾患を引き起こすリスクが高くなる

●いずれにせよ、受精せずに胎外に排出されてしまう

と説明するナナセ。
その後、霧江が内密に依頼した、<XY型>と<XXY型>の種子の掛けあわせについて、

●論点を<種分化>に絞るなら、この2つはほぼ同種と言え、
<現代のXX型の種子>との掛けあわせと違って受精までは容易に進められる

と話を進めるナナセ。

説明を聞いた霧江は、当たり前だとばかりに笑みを浮かべます。

月小路の血は月小路の血としか番えない。
わかりきっている事なのに、何故看守が皇を使った実験をするのかと疑問に思う霧江。

そこへナナセが、

「そのはず…なんスけど」
と前置きし、

●<XY型>は<XXY型>の種子と重ねた時だけ挙動が異常になり、
<受精卵>になると<XXY型>の母体を蝕み始める

●しかし<異物>として排出されずに胎内に留まり続け、
母体が死ぬとそのまま胎内で消滅するまるで<猛毒>のよう。

「一体どこから持ってきたんスか!このサンプル、たちが悪いにも程がある!
むしろ<XXY型の種>を抹殺する為だけに作られたモンじゃねぇか!」

声を荒げたナナセは、

「何をやっても八方塞がりで正直限界だ。何の為にカヤシマはあんな目にあい、子供達が犠牲になったのか?」と霧江に訴えます。

「…そうだな。」
お腹に手をやり、何かを悟ったようにに、諦めたかのように穏やかな笑みを浮かべる霧江…。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…

一方、水槽のガラスに手をつき、人工子宮に繋がれた女を見つめる看守は、

「ずっと待ってたのよ。」
と呟き、過去を回想します。

幼き日のユリエ―。

屋敷に帰宅したユリエは、母にサキュバスの後始末を済ませた事を報告しますが、
母はユリエを労う事もなく、「安斎がちゃんと死んだか」どうかだけを尋ねます。

母の態度に辟易しながら、
「ええ、母さまの仰せのままにね。」
と嘘を吐くユリエ。

報告を済ませて部屋を退出しようとするユリエに、

「定期検査は怠るな。お前の<種子>の価値を自覚しろ。」
と声を掛ける母。

(よく言うわ、その貴重な<種子>ごと危険地区に放り込んだくせに!)
月小路の血がサキュバスの影響を受けないとは言え、あまりな母の仕打ちに怒りで唇を噛みしめるユリエ。

「…いちいち鬱陶しいわね。あたしは貴方の― こんな家の為に生きてるつもりはないの!」
振り返ったユリエは母に向かってそう言い放ちます。

*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…

旋に凄まれて以来、部屋に閉じこもって泣いてばかりの霧江の元を訪ねたユリエ。

ベッドの上で布団に包まっている霧江に、ユリエは兎の縫いぐるみの手を使ってポンポン叩きながら、何があったのかと尋ねます。

おばである旋が、母を殺すと脅してきた事を語る霧江ですが、
「ああ、それは母さまが悪いのよ」とユリエに指摘され、

「かあさまをわるくゆうな!!かあさまはいつだってただしいんだ!」
とベッドから飛び出てくる霧江。

「本当にそう思う?あたしはそうは思わないなぁ。あたしはもう必要無いと思う。
こんなろくでもない血筋なんてこの代で終わっちゃえばいいのに。」

ユリエの言葉に逆上した霧江は、ユリエの手から兎の縫いぐるみを奪い取り、

「ゆるされるものか…!わたしたちはこのいえにつくすべきだ!
このいえのためだけにいきるんだ!かあさまにいつもいわれてるだろ!」

と叫びながら、縫いぐるみをハサミで切り裂いてしまいます。

「ひ…ひどい… その子はとても大切なものなのに…」
と涙を浮かべるユリエに、

「なにがたいせつなもんか!ねえさまの中のたねよりもたいせつなものなんてあってはならないんだ!」
と涙目で訴える霧江。

ユリエは、切り裂かれた縫いぐるみの耳部分から何かが見えている事に気付き、霧江から縫いぐるみを奪い取ります。

兎の耳をぎゅっと握りしめたユリエは、

「…キリエちゃん、いつか必ず貴方を迎えに来るから。
この家から救い出してあげる。
…その為にもしも必要だと言うんなら、あたしは<責務>を果たすわ。」

そう語るユリエの手には、兎の縫いぐるみの耳に隠されていた、
旋の種子が入ったカプセルが握られています。

不気味な笑みを浮かべるユリエ。
その笑顔は看守そのもの―!

次号に続きます!!

「テンペスト」第30話掲載、
ユリエと霧江?が表紙の「ITAN 33号」は↓↓
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感想

前回ひじょーに不気味な引きで、ゾワゾワしてましたがw

今回水槽の中の女の謎が判明しました。

水槽の中、人工子宮に繋がれた女はやはり、
旋の姉であり、霧江とユリエの母でした。(名前あったかな?)

今回、冒頭の回想部分で母の遺体を見下ろすユリエのシーンがあったんですが、
どうも転落死したかのような感じだったんですよね。

事故とか自分で…とかも考えにくいので、これはユリエが母をどうにかしたのか…
また謎が増えました。

そして今回、とうとう ユリエ = ジェイラー(看守)である事が明かされました。

うわー!そうわかった上でもう1回1巻から読み直したらまた違った目で見れますね!
楽しみ!

旋とユリエが交わした約束。
月小路の血を絶やす為に、旋が遺した<謎の種子>。

兎の耳に隠されていたのは恐らく旋の種子だと思うんですが…。

この縫いぐるみは安斎に貰ったものだっけ?
とちょっと自信が無くなってきました。

安斎、もしくは旋が手を加えた種子なんでしょうかね。

この種子が今後どう役に立つのか…!?

月小路の血を絶やす事と、人工の滅亡を止める事は=になるんでしょうか?

グルグル考えてもよくわからない!w
今後のテンペストから、まだまだ目が離せません!

次号、「ITAN 34号」は10月7日(金)発売予定です!!


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